まほろば : チャオの多肉ブログ

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小さな原種シクラメンの花〜コウム『ピューターリーフ』〜

暖かい時期とは反対に、冬の玄関先は花も少なくなり、少し寂しく感じる今日この頃。とはいえ、近所を歩いているとパンジーやビオラ、シクラメンなどが咲いていて華やかです。クリスマスローズも根強い人気がありますね!多肉植物を育て始めてからは、花がたくさん咲き、なおかつ花期の短いものは花がら摘みが大変なので、花が長持ちするものしか育てなくなりました。とか言いながら、単にずぼらなだけなんですけどね(苦笑)

そんな冬に咲く花で最近のお気に入りはシクラメン!小型のものは場所もあまりとらないので、手狭なベランダ栽培にはありがたいです。それに香りの良いものもあるので、爽やかな香りに癒されてリフレッシュ!

ということで、今日は数日前から花を咲かせ始めた原種のシクラメンのコウム"ピューターリーフ"をピックアップしたいと思います♪

原種シクラメン コウム "ピューターリーフ" (Cyclamen coum pewter leaf)

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この原種シクラメン"コウム"は、サクラソウ科の耐寒性多年草で、代表的な原産地はトルコやイラン、ジョージア(旧グルジア)あたりのようです。うちで育てている種類は『ピューターリーフ』というもの。葉がまるっこくて、小さな蓮の葉のよう。ペパーミントグリーンの葉のまわりにぐるりと濃い緑色のふちどりが特徴的です。葉の形はぷっくりとしたハート形です♡
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花はコロンとしたまるっこい形で、園芸店でよく見かけるシクラメンの花とは少し趣が異なった花。花色は白、淡いピンク〜濃いピンク、紫などがあるようですが、うちで育てているのは濃いめのピンク。開花期は1月〜3月とのことですが、1月下旬から一輪目が咲き始めました。ピンク色の蕾は1ヶ月ほど前から見えてはいましたがなかなか動かず、数日前からようやく咲きはじめました。小型で背丈も10cmほどなので、とてもコンパクトなシクラメンです。

原種シクラメン コウムの育て方

ガーデンシクラメンは長く育てていますが、原種のシクラメンはこのコウムが初めてです。とりあえず、うちでの育て方などをまとめてみました。基本的に暑さ寒さにも強いようなので、育てやすいシクラメンだと思います♪

置き場

この原種のシクラメン、自生地では落葉樹の下で生育しているので、直射日光の当たる場所よりも、半日陰や明るい日陰が適しているようです。成長期のこの時期には、やっぱりお日様を当ててあげたほうが良い気がし、育て始めの頃は日当たりの良い場所で育てていました。でもあまり成長も見られなかったので、明るい日陰に移動したら、急に葉が元気になりました!やはり自生地に違い環境のほうが居心地が良いんですね。

成育期のこの時期は明るい日陰で育てていますが、休眠期の夏は風通しの良い半日陰で過ごさせています。夏はベランダ全体に40%の遮光ネットを設置しているのですが、そのなかでも少し日陰の場所に置いています。とはいえ、日光が当たらなすぎても生育が悪くなるので、たまに様子を見ながら場所を変えたりしています。

水やり

生育期の水遣りは、土の表面が乾いていたらたっぷりと与えます。うちでは南向きの風通しのよいベランダなので、冬のこの時期でも1週間に1回ペースで与えています。シクラメンは乾燥に弱いので、休眠中も多少は湿った状態を保つほうがいいですよ。夏に加湿気味にならないようにと水遣りを控えすぎると、逆に乾燥で球根が傷んでしまうので、少し湿気を保つくらいがベストだと思います。とはいえ、その加減が難しいですよね。

植え替え

花が咲いた後や夏の休眠期に行うと良いです。用土は市販の草花用の培養土を使っています。一般的なシクラメンは、球根のてっぺんを少し出して植え付けますが、このコウムは球根の頭が隠れるくらいが良いようです。同じシクラメンの植え付けでも違うもんですね。

そんなこんなで、まだまだ育て方も試行錯誤中ですが、いつの日か大きな株になり、たくさんの花が咲く姿を見てみたいなです!それまで枯らさないように頑張るぞー!

【追記】2017/03/01

だいぶ花が咲いてきました♪

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