寒いこの時期、路地植えの多肉たちは心配をよそに元気な様子。放ったらかしで、水遣りも雨水だけですが、手をかけないほうが逞しく育ってくれるもんですね。
路地植えのほかに、長プランターの寄せ植え2つも野ざらしで育てていましたが、それらは先週ベランダに移動しました。できればそのまま育てたかったんですが、昨年は自宅周辺で多肉植物の盗難が頻発し、うちも数回被害に遭いました。そんなこんなでベランダに移動したんですが、ベランダのほうがマメにパトロールできるので良い部分もありました。ほとんど写真を撮ることのなかったこの寄せ植えたち。なんだか綺麗になっていたので、今回はべっぴん達をフューチャーしたいと思います♪
朧月、ブロンズ姫、女雛、パールフォンニュルンベルク、レディジア
こちらの長プランター1号の前面には、グラプトペタルム属の『朧月』『ブロンズ姫』などを植えています。よく枝垂れるので前に植えました。
お月様のように白いのが朧月。そしてブラウンのがブロンズ姫。葉の内側から花芽が頭を覗かせています!花は小さな星型ですが、白い花びらの真ん中に赤い点が付けたようなかわいい花を咲かせるんですよ。今から開花が楽しみです♪ ちなみにブロンズ姫の花はそのイエロー版。どちらも年間を通して強健で育てやすい品種です。もちろん年中屋外でもへっちゃら〜♪
この後ろ側には、これまた丈夫でよく増えるエケベリア属の『女雛』が押しくら饅頭状態になっていました。
植えた時は数個だけでしたが、短期間でよく増えますね。ほんのりと葉先がピンク色になってます♪
そしてプランターの右のほうには、少し紫色に色づいているエケベリア属『パールフォンニュルンベルク』と、葉先が真っ赤に紅葉しているのがセデベリア属『レディジア』が植わっています。
パールフォンニュルンベルクのほうは、手を開いたくらいに巨大化!もとは葉挿しですが、こんなに大きくなるもんなんですね。こちらは紅葉で紫色になってますが、夏はグレーです。今の時期が一番綺麗かも♡レディジアも紅葉で葉先が真っ赤になり、キュートに変身中。こちらも暖かい時期は緑色の単色。ロゼット型の多肉植物は紅葉するとホントに綺麗ですね!
胡蝶の舞錦、うずら、リンリン、淡雪、デビー、丸葉紅司、ゴーラム、姫黒兎耳、天人の舞、セダム
こちらの長プランター2号では、カランコエが蕾を膨らませていました!鈴なり〜♪
このプランターには『胡蝶の舞錦』『うずら』『リンリン』の3種類のカランコエ属が植わっていますが、放ったらかしすぎてどれがどの種類かわからなくなってます…。『胡蝶の舞錦』は斑入りの葉なので、この花じゃないのは確か。『リンリン』はもう少し小ぶりなので違うかな?かなり大きく育っているので多分『うずら』のような気がします。花が開いたら区別できるかな?
こちらはプランターの左側。
左下の白色の大きなのは、グラプトペタルム属の『淡雪』。名前どおり、雪のような寒色系の色ですね。もとは親指ほどの小さな挿し穂を頂いたんですが、野ざらしパワーのお陰でみるみると大きくなりました。よく見るとこちらも花芽が出てきてます!初めての開花なので、どんな花が咲くか楽しみです♪
その右側の少し紫色に色づいているのは、グラプトベリア属の『デビー』。この名前を聞くと、なぜかデビ夫人を思い出すのは私だけ?(笑)鉢植えからこの長プランター移動したら、株が随分しっかりしてきました。このグラプトペタルム属とグラプトベリア属も暑さ寒さに強く、とにかく強健で育てやすいです。こちらも、うちでは路地植えでいけてますよ!
こちらはプランターの真ん中あたり。
濃い紫色のはエケベリア属の『丸葉紅司』です。紫色の葉にはコブのようなポコポコがあるのが特徴的。茎が伸びたので切ってここに挿していましたが、インスタグラムの多肉仲間さんに教えて頂いた話では、どうやら木立になるタイプだったようです。切らなくても良かったんですね…(汗)
その右側のタコの吸盤のような葉のはクラッスラ属の『ゴーラム』。この独特の見た目は、多肉界の中でも異端児といった感じですね。どちらも鉢植えで育てていた時は夏になると調子を崩していたんですが、ここに移動してからは夏のこじれもなく元気に成長を続けています。この時期のゴーラムは葉先の吸盤のようなところが紅葉し、夏とはまた違った雰囲気。個人的にはちょっと怖い感じがします…。
このゴーラムの根元は、落ちた葉などをポイポイしてるゾーンですが、ブロンズ色の葉のカランコエ属『天人の舞』のちびっ子たちがいつの間にか木立してました。
そして、同じくカランコエ属『姫黒兎耳』も、小さいながらもモフモフと大きくなってました。名前どおり、小さなウサギの耳のような葉です♪ (左下)
思ってる以上に実はタフ?
長プランターにはカランコエ属をいくつか植えていますが、一般的には冬の寒さに弱いのと言われていますよね。だけど、うちでは野ざらしの環境でも枯れたり溶けたりはありませんよ。このプランターのほかにも、路地植えでカランコエの『フミリス』、同じく寒さに弱いと言われているユーフォルビアの『白樺キリン』なども植えていますが、こちらも先日の寒波も乗り越えて元気に成長中。うちでは野ざらしのほうが元気に、かつコンパクトに育ってます。大阪市内で雪もほとんど降らない土地柄だからかもしれませんね。
同じ種類の多肉でも、ビニールラック組は茎が間延びしてヒョロヒョロ。色も褪せた感じです。そこそこの寒さに当てたほうが色も綺麗になるんでしょうね。年間を通してみても、野ざらしのほうが、雨に当たりっぱなしの梅雨や、夏の猛暑もほぼ脱落者なく育っています。多肉植物って、思っている以上にタフな植物なのかもしれませんね。