今年は思いのほか調子の良かったガガイモ科の植物たち。とはいえ、昨年は咲いたのに今年はまったく咲かなかったりと、花を咲かせるコツがまだまだ掴めないのが現状です。とりあえず記録も兼ねて今年咲いたガガイモの花をまとめてみました。品種によっての花の色や形、模様なども異なるのもガガイモ科の花の魅力でもあります。
今回は育てている種類が一番多いので、そのぶん花も良く咲いてくれたフェルニア属 (Huernia) をピックアップしてみました。花の特徴と成長の具合なども書いておきました。
これからガガイモを育ててみたい!と思う方がいらっしゃったら、参考にして頂けたら幸いです。
- フミリス (Humilis)
- コンキンナ (Concinna)
- シュナイデリアナ (Schneideriana)
- 阿修羅 (Pilansii)
- 修羅道 (Macrocarpa)
- 竜王角 (Primulina)
- ゼブリナ(縞馬) (Zebrina)
- 黄蛾角
- ヒスロピー (Hislopii)
- ロゼア (Rosea)
フミリス (Humilis)
【花】黄×赤。インパクトのある色と模様でラフレシアを彷彿とさせる姿。花びらには赤い水玉模様が入っています。花はたまに咲く程度。
【茎】茎は太め。成長はゆっくり。
コンキンナ (Concinna)
【花】一見すると淡いオレンジ色の花ですが、よく見ると黄色ベースに赤色の小さな模様が密集しています。花はたまに咲く程度。
【茎】茎は太め。成長はぼちぼち。
シュナイデリアナ (Schneideriana)
【花】濃い赤色。花は良く咲きます。
【茎】茎は細めの小型。成長は旺盛。株分けしてもすぐに増えるので、育てるには楽な種類かも。
阿修羅 (Pilansii)
【花】オレンジ色。よく見ると花びらは小さな突起に覆われており毛羽立って見えます。花はわりと咲きやすいほうです。
【茎】茎の太さは中ぐらい。肉トゲに覆われており、他のフェルニアとは違い毛モジャ。てっぺんは赤紫色をしているので、花のない時期でも楽しめる品種。茎は初秋からよく増えます。ちなみに過去にカイガラムシの被害に遭った唯一のガガイモです。
修羅道 (Macrocarpa)
【花】濃い赤色。花びらは突起が目立つので、ぶつぶつとしています。花は良く咲きます。
【茎】茎の太さは中ぐらい。成長は旺盛。春から秋の間でかなり増えます。
竜王角 (Primulina)
【花】淡い黄色。花は良く咲き、同時にたくさん咲きやすいです。
【茎】茎の太さは中ぐらい。成長は旺盛。青味かがった茎の色も綺麗です。
ゼブリナ(縞馬) (Zebrina)
【花】赤×黄。水玉&ストライプを描いたような個性的な花。棒状のガガイモの花では一番有名かもしれませんね。
【茎】茎の太さは中ぐらい。成長はそこそこ
黄蛾角
【花】赤色。よく咲きます。
【茎】茎の太さは中ぐらい。成長は旺盛。四方八方に長く枝を伸ばしていきます。
ヒスロピー (Hislopii)
【花】白×赤。白地ベースに赤い水玉模様を描いたような個性的な花。花はたまに咲く程度。
【茎】茎は細めよりの中ぐらい。長く伸びます。成長は旺盛。
ロゼア (Rosea)
【花】淡いピンク色。よく見るとうっすらと少しだけ水玉の模様が入っています。花はたまに咲く程度。
【茎】茎の太さは中ぐらい。増え方はぼちぼち。
他にも10種類ほど咲いたことのないフェルニアがいるので、来年こそ咲いて欲しいです!