スタペリアンサス属ピロサス(Stapelianthus pilosus)
今年もピロサスに蕾が出てきました。昨年も蕾は出てきたんですが、蕾のまましぼんでしまい花が見れなかったガガイモです。今年は順調に大きく膨らんでいるので、なんとか咲いてくれそうです!10月27日の蕾の写真では、花びらの模様がうっすらと透けて見えてきています。
今のところ大きく膨らんだ蕾は2つだけですが、昨年咲かなかっただけに咲いてくれるだけありがたい気分です。蕾が出てきはじめてからこの大きさになるまで半月ほど待たされましたが、本日10月30日にようやく開花しました!パカッ☆
黄色の個性的な花
2年ぶりにこの花を見ることができましたが、個性的で魅力のある花だなーとあらためて実感。少し変わった花が好きな人にはたまらないかもしれませんね(笑)ピロサスの花は黄色ベースに赤っぽいドット柄のような模様。花の大きさは1cmほどですが、花が黄色だけに小さいながらもすぐに咲いてるのに気づく存在感です。イエローの花&鮮やかなグリーンの枝とのコントラストもとても綺麗な品種です。
毛モジャの枝が特徴
このピロサスも、先日開花したフェルニアの阿修羅のように毛モジャのガガイモです。うちで育てているガガイモの中で毛モジャなのは、このピロサス(スタペリアンサス)&阿修羅(フェルニア)の二種類だけ。でもこの2種類はまったく違う雰囲気の毛モジャなんですよ。阿修羅はトゲの根元が太く先にいくほど細い肉トゲですが、ピロサスは根元から細い糸を伸ばしたような細い肉トゲ。毛モジャでも色んなタイプがありますね。
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新しく伸びる枝は鮮やかな黄緑色でとても綺麗です。でも根元の古い枝は少しくすんだ緑色。なので新しく伸びてきた枝はわかりやすいです。冬の間は枝がグレーのような色になりますが、安心してください!成長期の間にまた少しずつ緑色に復活してきますよ。
伸びすぎた枝は挿し木にしよう!
ピロサスはそのままにしていると枝の途中から新しい枝を伸ばし、ドンドンと長く伸びてしまいます。手狭なベランダ栽培では横に長く伸びられるはスペース的にキツイので、ある程度伸びてきたら、花が終わった頃に枝の付け根からもいで鉢のフチに挿しています。意外と簡単に根づいてくれますよ。今年も鉢からかなり伸びてきたので、この花が咲いた後に挿し木にする予定です。
ただいま開花中のヒスロピー&竜王角
最後に記録用に今咲いているガガイモの花を載せておきますね。 まずは赤いドット柄が特徴的なフェルニア属ヒスロピー。花は直径2-3cmあるので写真も撮りやすいです♪
そしてなんだか蕾がたくさん出てきているフェルニア属の竜王角。淡い黄色の花が星のようでかわいい花です☆
急に気温も下がりはじめ、じわじわと冬が近づいてきている感じがしますね。残り少ない秋の間にあとどれくらいの花が見られるかわかりませんが、できれば咲いたことのない花が咲いてくれることに期待です!