今回は、今年に入ってから咲いているガガイモの花をまとめてみました。初開花のモノもいくつかあるので、何気にテンションが上がります⤴︎
- セロペギア属 サンダーソニー
- ラリレアキア属 仏頭玉 (Larryleachia cactiformis)
- プセウドリトス属 クビフォルミス (Pseudolithos cubiformis)
- フェルニア属
- カラルマ属
- スタペリア属
セロペギア属 サンダーソニー
毎年6月頃には花を咲かせはじめるサンダーソニー (和名:酔竜)。何年も植え替えしてないせいか、今年は動きが遅いような気がしていましたが、ふと見ると花を1つ咲かせていました。新しい蕾も膨らんでいて、蔓も勢いよく伸びてきています。
このサンダーソニーの花、横から見るとパラシュートのような形なんですよ。花びらの裏側は空洞になっていて、まさに落下傘〜♪
こちらは昨年撮った写真ですが、こんな感じ。
面白い形をしていますよねー。
花びらのフチはフリンジになっていて、風が吹くとヒラヒラ。模様もヒョウ柄のようなドット柄で、なかなか個性的な花です。
細いツルを伸ばすので、朝顔の支柱で育てていますが、暖かい時期は勢いよくツルを伸ばしてきます。あっと言う間に色んな所に巻きついてしまうので、たまにチェックしておかないと変な場所にグルグル。ほどくのが大変なことに…(汗)
置き場は、春から秋までは、ずっと直射日光下。一時期、半日陰に置いていたことがありますが、花付きがイマイチだったので、また直射日光の当たる場所に戻しました。
2013年から植え替えをまったくしてないので、とりあえず土のうえから緩効性肥料をパラパラとまいてますが、今年こそ植え替えしなきゃという状態。でも、新芽が動き始めると億劫になってしまいますね…。と何かと理由を付けて先延ばしが続いています(汗)
ラリレアキア属 仏頭玉 (Larryleachia cactiformis)
今年の初開花は3月23日と、去年より2ヶ月も早い開花だった仏頭玉。少し前からまた咲きはじめ、3つほど咲いてました。育てている仏頭玉の中でも、この写真のは良く花を咲かせます。
同じ品種を他にも2つ育てていますが、1つはビー玉に毛が生えたほどの大きさなので、花はまだ先かな?
もう1つは初代の仏頭玉ですが、2015年7月に根腐れを起こしてしまい、カットして療養中。
このカットした仏頭玉、最近暖かくなり、少しふっくら感が出てきたので、約2年ぶりに鉢から抜いてみました。根っこが出てるか心配だったけど、ヒョロヒョロながらも長い根っこが何本も伸びていました♪ ホッ…
ちなみに、カットした同品種はあまり花を咲かせないんです。花の色や模様も、最初に紹介した写真の仏頭玉とはビミョーに違ってます。同じ仏頭玉でも個体差が大きいもんですね。
そんな復活中の仏頭玉の花も、久しぶりに見てみたいところです♪
プセウドリトス属 クビフォルミス (Pseudolithos cubiformis)
クビフォルミスは、今年1月&3月(上の写真)と、すでに2回開花。ただ今、3ヶ月振りに蕾を膨らませてきています。
花は3日程でしぼんでしまいますが、一日中咲いているので見逃しはまずないかな?花はひと塊りに20数個は咲くので、その姿はなかなか華やかです。
このイソギンチャクのような花が見れるのは嬉しいんですが、もれなく臭いニオイが付いてきます(汗)
『美しいものには棘がある』ならぬ『美しいものにはニオイがある』です(苦笑)
フェルニア属
修羅道 (Huernia macrocarpa)
6月中頃に修羅道の一番花が咲きはじめました。蕾もたくさん出てきているので、あっという間に咲いていきそうです。花は良く咲くほうなので、晩秋頃までは何処かしらでひっそりと咲いてます。
花は光が透けるとダークない赤色だけど、パッと見は黒っぽいです。花びらには突起があり、イボイボとした不思議な花。茎は毛モジャ系で、とにかくよく増えます!
黄蛾角
水切れでシワシワですが、こちらは黄蛾角。うちでは良く咲くガガイモの1つです。他の種類よりも日当たりの良い場所に置いてるせいか、すこし日焼け気味でぐったり。半日陰に置いてる同品種はキレイな緑色でピーンとしてるので、環境的には半日陰くらいが向いているのかもしれませんね。
花は赤系で、同じフェルニアの修羅道とは違い、あまり突起感はなくツルンとした花びらです。
コンキンナ (Huernia concinna)
この時期、コンキンナがやたらと咲いています。株分けして今は3鉢ですが、どの鉢も花が咲いていて、蕾をぷっくりと膨らませています♪
花びらに小さな赤いドット柄が散りばめられてますが、パッと見は淡いオレンジ色っぽいかな?色がふんわりした感じなので、かわいい雰囲気がしますね♡
シュナイデリアナ (Huernia schneideriana)
シュナイデリアナもよく増えよく咲いています。 早い時期から花を咲かせてくれる種類のものは、年間を通してもやはり良く咲いてくれますね。
茎は細く、すらっとした姿。他のフェルニアの花を見て頂いてもわかりますが、フェルニアはどれも新しい茎の根元あたりに花を咲かせます。てっぺんに咲いてくれたら鑑賞しやすいけど、根元なだけに見にくいのが少し残念。
この花もあまり突起はなく、ツルッとした花びら。うちには赤系のフェルニアの花が多いですが、どれもビミョーに色味が違っているので飽きないですね。
紫雛 (Huernia whitesloaneana)
紫雛は今年が初開花!花びらには細かい赤のドットやストライプのような模様が入っています。
たまたまなのか、それともそんなものなのか不明ですが、花びらは完全にはパッとは開かず、少し半開きの状態。横から見るとベルのような形で咲いてます。1つ目も2つ目もそんな咲き方なので、そういうものなのかもしれませんね。
ヒスロピー (Huernia hislopii)
これはガガイモを育て始めた頃から育てている ヒスロピー。白い花びらに赤色のドット柄の花です。ドット柄も少し大きめなので、模様がハッキリした感じがしますね。
株が大きくなってきたので少し大きめの鉢で育ててますが、古い枝の途中から新しい枝を伸ばしてくるので、今は全体的に枝垂れている状態。だいぶ伸びてきたので、茎の整理も兼ねて、挿し木でストックを作っておこうかな。
カラルマ属
アドセンデス (Caralluma adscendens)
アドセンデスもいくつか花が咲いてます。カラルマは枝先に花を付けるものが多いですが、これも然り。写真のように茎のてっぺんから蕾が次から次へと出てきます。そんな状態が晩秋あたりまで続くかな?冬でも室内に置いていると花をチラホラと咲かせていました。
花はステンドグラスのような模様で、花びらにはフリンジがふりふり〜。ガガイモの花のなかでもお洒落さんな感じですね。でも小さい花なので、覗き込まないと模様は見えませぬ。しかも、下を向いて咲いてるしね。
夏は水切れしやすく、すぐに茎がシワシワ。なので、他のガガイモよりも気持ち多めに水遣りしています。
品種不明
これは札落ちの名無しカラルマの蕾。ガガイモは札落ちすると品種がサッパリですねー。茎や花も似たようなものが多いし、なかなか特定は難しそう。
それが、ようやく開花しました〜♪
わーい♪
と思ったら、あれれ?
これってスタペリアの姫牛角やん!
カラルマですらない。。。
ということで、次に紹介するガガイモと同じ種類でしたー。
スタペリア属
姫牛角 (Stapelia verrucosa)
姫牛角も今年が初開花。イエロー系の細かいドット柄の花ですが、花は少し大きめで4cmくらいはあるかな?見た目は爽やかな感じですが、花は爽やかとはほど遠いニオイ!フェルニア属はほとんど無臭なのに、この違いは何なんでしょうねー。今はだいぶガガイモの花のニオイに慣れてはきましたが、それでもやはり気になるレベル(汗)これも、花を見るための代償ですねー。
そんなこんなで、今年もガガイモが成長期に入ってきました。すでに溶けが出たりしてるのもあるので、早めに気づけるようにマメに様子を見ておかねば!
タイミング的に、水遣り後に溶けが出やすいような気がするなぁ。うーん、難しいわ。ガガイモ。。。