10月に入り、ガガイモの成長が芳しい今日この頃。秋は人間と同様に、多肉植物にとっても過ごしやすい時期なんでしょうねー。
年に一度、秋になると必ず咲いてくれるカラルマ属のクレヌラータも、ふと見ると、茎の先端に蕾を膨らませ始めていました。私にとって、秋を感じるバロメーターの1つでもある花。
1年ぶりの花が楽しみですが、花が咲くのはまだ少し先になりそうなので、今回は10月に入ってから咲いているガガイモの花を紹介したいと思います♪
- プセウドリトス クビフォルミス (Pseudolithos cubiformis)
- フェルニア ロゼア (Huernia rosea)
- フェルニア 竜王角 (Huernia primulina)
- バリアンサス プログナンサス (Ballyanthus prognanthus)
- ホヤ ロイヤル ハワイアン パープル (Hoya pubicalyx "Royal Hawaiian Purple")
プセウドリトス クビフォルミス (Pseudolithos cubiformis)
10月5日。そろそろ花が咲いてるかな?と思い、出勤前にベランダに向かうと、あのガガイモの花 特有のニオイがもわもわーん。案の定、クビフォルミスが咲いてました。
2ヶ月に一度は咲いてるかな?うちではわりとよく咲いてくれるガガイモで、花はイソギンチャクみたいな面白い姿です。
夏よりも、涼しくなったこの時期の花は、色も深みが増して秋色といった雰囲気。春のバラよりも秋のバラのほうが、寒さで色が引きしまって色が綺麗だというけど、ガガイモの花も然りですね!
秋は、夏に比べて開花日数も少しだけ長く感じるかも。夏は3日目には花がグニャリだけど、涼しい時期は3日目でもまだなんとか咲いてくれてます。
ちなみに、ニオイも暑い時期よりはマシな気がします。それって、澄んだ気温のせいかもしれませんねー。
フェルニア ロゼア (Huernia rosea)
10月最初の土曜日。夏は花を休ませてたロゼアが久しぶりに咲いてました。
花は淡いピンク色。ふんわりとした優しい雰囲気の花です。よく見ると、ソバカスのような点々があるけど、パッと見は無地っぽいですよね。
フェルニアの中では、茎は太め。茎があまり長く伸びないので、コンパクトに育てやすい品種だと思います。
うちでは春〜秋までの間、わりとちょこちょこと咲いてくれるガガイモです。
今日は花が2つになってましたよー。
フェルニア 竜王角 (Huernia primulina)
10月7日、竜王角も開花。
花は淡いイエローの単色。ロゼアと同じく、パステルカラーなので優しい雰囲気ですね。
黄色い花のせいか、花が咲いてる姿は流れ星みたい★彡
花は年に一度、秋だけ咲いてますが、花つきも良くて、同時にたくさんの花を咲かせてくれます。今年もすでに蕾がピュンピュン↑↑↑
茎は中ぐらいの太さですが、わりとしっかりと上に伸びてくれるので、鉢の横からだらーんにはなりにくい感じ。
今のところ溶けもなく、個人的に育てやすい品種です。
バリアンサス プログナンサス (Ballyanthus prognanthus)
10月8日、プログナンサスが2年ぶりに咲きました!
花の色はシックなボルドー。
基本的に花は星型だけど、咲き進むと花びらが反り返り、丸い形に見える面白いガガイモです。
この写真は咲きたてホヤホヤの1日目ですが、すでに丸みを帯びてますねー。
ちなみに、4日目の10月11日にはこんな感じになってました↓
正面から見るとほぼ円形。そして、横から見ると花びらの反り返りがよくわかりますねー。
個人的には気難しい品種で、急に瘦せ細って枯れ込んだりして、一時は消滅しかけた種類。
なんとか調子を戻してきたものの、今年も咲かないだろうな…と諦めてただけに、蕾を見つけて思わずビックリ!
1つだけでも花が見れて良かったー、
このプログナンサスは、別で購入した小さな株をもう1つ育てていますが、そちらはまだ咲いたことがありません。
開花予想の写真を見ると、この花よりも地味で素朴な感じだけど、野性味が溢れているような花。
まだ貧弱な株なので、これから頑張って茎を増やしてもらい、いつか実物の花を見てみたいなー。まずは枯れないようにせねば!
ホヤ ロイヤル ハワイアン パープル (Hoya pubicalyx "Royal Hawaiian Purple")
10月10日、今年お迎えしたばかりのロイヤル ハワイアン パープルが3ヶ月ぶりに咲きました。まん丸で日本手毬みたいですよねー。
今回は花の塊が2つ。こちらは花数の多い方ですが、もう1つはこの2/3ほどの花数。
この花数の違いって何か要因があるのかなぁ?日当たりとか?
まだまだ謎だらけのホヤさんだわ。