まほろば : チャオの多肉ブログ

珍奇な植物&とび森が好き♡ ciao_acoでInstagramもやっています。

MENU

【2016年】ラリレアキア&プセウドリトス花のまとめ

前回はフェルニア属の花や成長について書いてみましたが、今回はふっくら系のラリレアキア属 (larryleachia) 、プセウドリトス属 (Pseudolithos) 、ホワイトスロアネア属 (whitesloanea) についてまとめてみました。今年花を咲かせたのは4種類だけですが、石のような風貌から花を咲かせる姿はなんともユニークです。

仏頭玉 (Cactiformis)

f:id:ciao_aco:20161218112456j:image

f:id:ciao_aco:20161218112146j:image

ラリレアキア属
【花】赤×黄。黄色ベースに赤色のドット柄を施したような個性的な花。毎年てっぺんに花を咲かせます。仏頭玉の模様は個体差で微妙に違いますが、この写真の花の模様はピクタという品種のモノっぽいのかな?カットして養生中の初代の仏頭玉の花はいかにも仏頭玉らしい模様ですが、この写真の仏頭玉とは花の模様もガラリと異なります。茎も初代とは少しボコボコの雰囲気や色も異なっているんです。

ちなみに初代の花はこちらです。

f:id:ciao_aco:20161218112912j:image

ボコボコの具合も1枚目の写真のよりも凹凸がハッキリしていて、茎の色もこちらの方が明るい緑色をしています。

この仏頭玉、今年は5月下旬から咲き始めました。頭頂部にたくさんの花を咲かせてくれるので華やかです。日当たりが弱いと花が咲きにくいので、とにかく直射日光をビシバシ当てるほうが良いと思います。うちは風通しの良い場所に置いていることもあり、夏越しも今のところ特に問題ありません。

こちらは満開時の写真です。花の帽子をかぶったようで華やかです♪

f:id:ciao_aco:20161218114142j:image
【茎】青味がかった緑色のガガイモ。見た目は水木しげるさんの描く妖怪『百目(ひゃくめ)』みたいで、たくさんの目が密集しているかのようです。なかなか仔を付けないので、毎年上に伸び続けています。日当たりが弱いとてっぺんが徒長しやすいので、やはりしっかりとお日様に当てたほうが良いです。冬の間は簡易温室に入れていますが日当たりだけはキープ。成長は緩かです。

クビフォルミス (Cubiformis)

f:id:ciao_aco:20161218114007j:image

f:id:ciao_aco:20161218160411j:image

プセウドリトス属

【花】淡いベージュの花。他のガガイモの花と違い、こちらは花びらが細長いです。花芽からは20個前後の花を密集して咲かせますが、その姿は海底のイソギンチャクのよう。花はとにかく臭いです!今年初めて咲きましたが、6月〜12月までの間に4回ほど花を咲かせてくれました。
【茎】英名の『cubiformis』とはラテン語でいうと『キューブ』という意味があるそうです。上から見ると確かに四角い形をしています。表面はゴツゴツしていて恐竜の肌のようです。年間を通して直射日光に当てていますが、さすがに夏は日焼けします。でも風通しの良い場所に置いているお陰か、今のところ溶けることもなく順調です。冬の間は簡易温室に入れていますが日当たりはキープ。成長は緩かです。

ミグイルティヌス (Migiurtinus)

f:id:ciao_aco:20161218115218j:image

プセウドリトス属
【花】クビフォルミスのように花を密集して咲かせます。花色は赤紫色。こちらもなかなかのニオイです。
【茎】見た目はクビフォルミスに似ていますが、クビフォルミスが真上から見ると四角い形状ないのに対し、このミグイルティヌスは丸い球状です。表面はクビフォルミスよりもゴツゴツした感じがします。成長は緩か。こちらも他のプセウドリトスと同じく年間を通して直射日光に当てていて、冬は簡易温室で管理しています。

ドドソニアヌス (Dodosonianus)

f:id:ciao_aco:20161218115513j:image

プセウドリトス属
【花】花は5mm程の小型の濃い紫色。枝先に花を咲かせます。咲き始めは星型ですが、時間が経つと花弁の先が反り返り、丸みが出るので梅の花みたいな形になります。今年はどうしたことか満開に花を咲かせてくれました。
【茎】プセウドリトスはふっくらした球体のイメージがありますが、こちらは枝分かれして細長く増えます。すぐに横に倒れてしまうので匍匐性なのでしょうか?成長は他の球体のものよりは速いです。育て始めた頃は真ん中の一本だけでしたが、1年半でここまで増えました。球体のプセウドリトスと同じく年間を通して直射日光に当てていますが、真夏は球体のものよりも焼けやすいので、少しだけ日差しの弱い場所に置いています。冬は簡易温室で管理。


ここからはまだ咲いたことのないふっくら系のガガイモです。

ハラルドヘラヌス (Harardheranus)

f:id:ciao_aco:20161218125639j:image

プセウドリトス属

【茎】見た目はクビフォルミスに似ていて、上から見ると四角形のタイプです。育て始めた頃は直径2.5cm程でしたが、今は5cmくらいになりました。置き場所などはクビフォルミスと同様です。

クラサ (Crassa)

f:id:ciao_aco:20161218125654j:image

f:id:ciao_aco:20161218125700j:image

ホワイトスロアネア属

【茎】白っぽくつるんとした四角いフォルム。フリフリの稜が特徴です。2年ほどで背丈は2倍ほどに伸びました。成長はやや速め。まだ花を咲かせてくれないのですが、上手に咲かせている方にコツを尋ねたところ、お水がわりと好きなので多めに与えているとのこと。でも溶けが怖くて週2回〜月1回の状態。花はオレンジ色の星型です。そろそろ花を見てみたいなぁ。