嬉しい季節の到来!!
6月に入り、大好きなガガイモ科の花が咲き始めております。
早いものは5月頃から咲いてたけど、やはり暑くなりだしたこの6月は、蕾から花が開くまでがアッと言う間ですね。
- プセウドリトス属 クビフォルミス
- プセウドリトス属 ドドソニアヌス
- エキドノプシス属 ケレイフォルミス
- ブラキステルマ属 プルケルム
- ホヤ属 プビカリクス ”ロイヤルハワイアンパープル
- ホヤ属 セブンスター(ホヤベラの変種)
- フェルニア属 コンキンナ
- フェルニア属 マッコイsp
- フェルニア属 クインタ
- フェルニア属 シュナイデリアナ(青鬼角)
- セロペギア属 サンダーソニー(酔竜)
そんなガガイモの花のなかでも、やはり存在感があるのはこのメタボちゃん!
プセウドリトス属 クビフォルミス
- 学名:Pseudolithos cubiformis (プセウドリトス クビフォルミス)
- 科名:Asclepiadaceae (ガガイモ科)
- 原産地:ソマリランド ハルゲイサ
6月4日に見た時は、こんな蕾の状態でしたが、
6月10日には、イソギンチャク風な花をウニョウニョ〜ンと咲かせていました。
花を見る以前に、ベランダの扉を開けた時の悪臭、ベランダをせわしなく飛んでいるハエを見た時点で、あっ咲いてるな!と確信。
住む場所は変われど、毎回の恒例は同じですね。
ちなみに、ハエとのコラボ写真はコチラ(苦笑)
花のうえのほうに写ってるけど、臭いに魅了されているようで、カメラを近づいても逃げる気配なし。
他者を惹きつけてやまない、まさに魔性の女のようです(笑)
プセウドリトス属 ドドソニアヌス
こちも同じくプセウドリトス属のガガイモ。
丸っこいクビフォルミスとは異なり、見ためは茎のようなタイプです。
思わずスルーしてしまいそうな小さな花だけど、よく見ると、濃い紫色の花を咲かせています。
とにかく花が小さいので、ピントの合った写真を撮るのにひと苦労(汗)
花は、茎の先っぽに蕾を膨らませ、リレーしてるみたいに、次から次へと咲かせます。
個人的にはうまく育てられず、こんな感じにシワシワ〜、ヒョロヒョロ〜ンな状態。
とはいえ、咲いてくれるだけ良しですね。
すっかり地を這う感じになってるけど、もしかして、地面を這って育つタイプなのかも〜!?
などと、ポジティブに育てています。
エキドノプシス属 ケレイフォルミス
エキドノプシスは3種類育てているけど、このケレイフォルミスは、安定して花を咲かせてくれます。
今年も一番に咲きはじめました!
ケレイフォルミスも茎の先端に密集させて花を咲かせます。
1つの茎の先に、いくつの蕾が出ているのやら。
とにかく蕾を付けやすく、花も咲きやすい印象があります。
地味な茎のわりに、花はイエローなので、なかなか目を惹く存在ですね。
3月の引越しの際には、伸びた茎がポロポロと取れまくっていたので土に挿してたけど、今はすっかり根付いたようです。
溶けたこともないし、とにかく丈夫なガガイモです。(ほかのエキドノプシスは調子悪いけど…)
ブラキステルマ属 プルケルム
数年前に鳥害に遭い、球根のてっぺんがえぐれていたプルケルム。
昨年は2本しか枝が出なかったけど、今年は複数の枝を伸ばしています。
蕾が鈴なりに付いてるなーと思っていたら、咲いてるものがありました。パカッ★
花は、濃い紫色。
何度か写真を撮ったものの、小さ過ぎて、ピントを合わせられず。
小さなガガイモの花は、写真を撮るのもひと仕事です。。。
とりあえず、復活してくれたようで、良かった!
ホヤ属 プビカリクス ”ロイヤルハワイアンパープル
6月に入り、蕾を確認していたロイヤルハワイアンパープルも、6月10日には咲いてました。
前日の夕方の時点では、まだ咲いてなかったので、咲きたてホヤホヤのホヤさんです。
まだ蕾の状態のものが、ひとつありますね。
花はパープル&グレーのコンビで、ビロードのような質感です。
もう少し時間が経つと、花びらもしっかりと反り返って手毬のようになり、また違った雰囲気に変身。
秋まで、手毬のような花を次から次へと咲かせてくれるロイヤルハワイアンパープル。
名前通り、エキゾチックなパープルの花ですね。
ホヤ属 セブンスター(ホヤベラの変種)
同じくホヤ属のセブンスターも、少し遅れて開花。(6月24日)
去年、何年か越しでようやく咲いたんですが、今年も無事に開花してくれました。ホッ…
ホワイト&ピンクの肉厚な花で、なんだかお菓子みたいで可愛い花です。
外国の方は、この花が好きな人が多いのかな?
昨年、Instagramにポストした写真を、いまだにシェアしてくださる方が多く、ビックリな反響です。
ホヤの花を可愛いって思うのは、万国共通ですね。
フェルニア属 コンキンナ
コンキンナ は、初夏〜晩秋まで、暖かい時期はよく花を咲かせてくれます。
今年最初の花は、少し前から咲いてたようだけど、少し遅れて6月21日に撮影。
淡いオレンジ系で、よく見ると小さな模様の入っている花です。
ただ、花の咲いてる茎は、少しだけ柔らかくなっていて、やや溶けの兆候が…。
とりあえず、他の茎は大丈夫そうなので、成長期の間にしっかりと増えてくれたらいいな。
フェルニア属 マッコイsp
マッコイSPも、咲いてました。(6月21日撮影)
茎は細めで、肉棘も多くてトゲトゲしい見ためのガガイモです。
花は淡いイエロー系の模様入り。花びらは他のフェルニアと比べると、花びら自体が薄いのか、少し透け感があるかな?
他のフェルニアよりも、花自体が小さめなので、咲いていても気づきにくい花ですが、涼しげで、楚々とした雰囲気を感じさせる花です。
フェルニア属 クインタ
うちではわりと新参者で、昨年、初めて花を披露してくれたクインタも開花。(6月17日)
乳白色の花びら、真ん中は濃いピンクの模様が入っていて、可愛らしい花です。
フェルニアの花の中では、今は一番好きな花かもしれません。
昔なら、ゼブリナのような幾何学的な模様の花が好きだったけど、それとは真逆のタイプですね。
うちで育てているフェルニアの中でも、とにかく良く花を咲かせるガガイモで、写真の後ろ側には、すでに蕾が流星群のように伸びています。
茎も太めで、溶けも記憶にないので、手のかからない品種ですね。
【追記】6月28日:流星群のような蕾も開花
フェルニア属 シュナイデリアナ(青鬼角)
少し前には、1つだけ咲いていたシュナイデリアナ。
1週間ほど見ない間に、あちこちから花を咲かせていました。
花は濃いめの赤色。明るい場所では、写真のような赤色だけど、暗い場所では、黒っぽくも見えます。
フェルニアって、茎の根元近くに花を咲かせるので、どの花もなんだか窮屈そうです(汗)
うちに来た頃は、数本の株だったけど、今はこんなにムニョムニョ状態。
少し前には種も飛んでったみたいで、右下に種鞘が割れた姿で残っています。
よく見ると、羽のついた種が1つ残ってますね。
この子孫に、どこかでバッタリと出逢えたら嬉しいなー。
セロペギア属 サンダーソニー(酔竜)
昨年の台風21号で、蔓が途中で切れたりと、調子を崩していたサンダーソニー。
冬の間に、蔓が木質化した感じになっていたので、もう駄目かと思ってたら、ひょっこりと花を咲かせていました。
ご無事だったのですね!
諦めずに置いておいて良かったー。
とりあえず、ガガイモたちは咲いているものの、本格的な夏に向かい、溶けも出てきそうなので、嬉しい反面、ハラハラ、ドキドキ。
溶ける前に、株をしっかり増やしておいてくれたら保険になるので、花も良いけど、まずは株の充実ですよね。
ガガイモさん達、頑張ってね!