まほろば : チャオの多肉ブログ

珍奇な植物&とび森が好き♡ ciao_acoでInstagramもやっています。

MENU

2年ぶりに咲いたお饅頭!ミグイルティヌス【プセウドリトス】

プセウドリトス属ミグイルティヌス(pseudolithos migiurtinus)

10月に入ってから早々に小さなサプライズがありました♪ そのサプライズとは、この2年の間、無言のまま鉢に鎮座していたプセウドリトスのミグイルティヌスにナント!花芽が付いていたんです!しかも3個♪ 昨年は咲かなかったので花が見れるのは2年ぶりです。こちらは10月2日の写真です。

f:id:ciao_aco:20161007194841j:image

小さな蕾が塊になっているのがなんとなくわかりますか?咲くまでにはまだほど遠い蕾のサイズですね。その蕾も10月9日にはだいぶ大きくなってきましたよ。こんな感じ♪

f:id:ciao_aco:20161009205437j:image

蕾が触手のように長く伸びてきました。ムーミン谷のニョロニョロみたい。でも3個ある蕾のうち、2個は大きくなったけど、残りの1個は大きくならず…。2個のほうに成長が偏ってる感じですね。まぁ、2個でも花を咲かせてくれるだけありがたいところです。その蕾も日々大きくなっていき、10月14日の今日、ついに花を咲かせはじめました!今朝の写真です。
f:id:ciao_aco:20161014123310j:image

花もニオイも個性的

久しぶりに見る花はなかなか新鮮ですね。そうそう、こんな濃い赤紫色のような花でした。よく見ると花びらの先端にはフリンジがついていますね。そして…2年ぶりのこのニオイもなかなかのもんです…(苦笑) クビフォルミスや王犀角と同じ系です。何度体験しても慣れないなぁ。初めてこの花のニオイを嗅いだ日は、寝るまでどこからともなくにおってるような幻覚ならぬ幻臭を何度も感じたほどでした。服や髪の毛にニオイがしみついてるのかと思ったほど。今はだいぶ慣れましたが、当時の私にはそれくらいインパクトのあるニオイだったんでしょうね。こんな花だけに、女性にはあまり人気のない多肉かもしれません。

プセウドリトスについて

ちなみにプセウドリトスとはラテン語で"偽の石"という意味があるそうですよ。確かに石っぽい感じがしますね。でも表面は恐竜の皮膚っぽいイメージもします。ミグイルティヌスという名前も恐竜の名前っぽい(笑)インスタグラムで海外の方に教えて頂いたんですが、日本ではプセウドリトスの表記が一般的ですが、英語どおりに表記するのであればシュードリトスが近いとのことでした。確かに検索してみるとその表記でも出てきました。品種名も私はミグイルティヌスと記載していますが、ミギウルティヌスという表記あったり、呼び方が色々とあってややこしい…。あとスファエリクム(sphaericum)とも呼ばれていますが、こちらは旧名のようです。

ドドソニアヌスも咲きはじめました!

同じくプセウドリトス属ですが、ドドソニアヌス(dodosonianus)が10月に入ってから枝の先端に粒々の蕾をたくさん付けてくれてます。今朝見たら2個だけ咲いていましたよ。なぜか今年はよく咲き、そして花数も多いです!

f:id:ciao_aco:20161014124440j:image

プセウドリトス属といえは丸い球体のイメージですが、このドドソニアヌスは枝を伸ばして増えていきます。同じ属でも雰囲気がガラリと違うものですね。しかも名前がやはり恐竜っぽい(笑)

育て方

このミグイルティヌスとドドソニアヌスですが、うちではとにかく春〜秋の間は直射日光をガンガンに当てています。真夏の間は日焼けして黒くなりますが、それでも溶けることなくなんとか育ってますよ。春&秋は週に2回ほどお水をたっぷり与えてます。夏は蒸れて溶けるのが怖いので月1回くらい。少しでも高温で蒸れないようにするために、しばらく曇りが続きそうな日の前に与えてるようにしていますよ。 夏はプセウドリトス属は溶けやすいというから、念には念を入れておいたほうがいいですね。溶けほど悲しい終わりはありませぬ。冬は月に1回、暖かい日が続きそうな時にたっぷり与えています。

冬の置き場所は基本的に室内でしたが、前回の冬はビニールラックに簡易ヒーターを途中から設置したので、その時にベランダに移動しました。最高温度の設定は15℃くらいでしたが、無事に冬を乗り越えましたよ。意外といけるもんですね!

追記

10月16日に満開になりました♪

f:id:ciao_aco:20161017182025j:image