なんだか朝晩の冷え込みが急にやって来ましたね。暖かい時期はベランダの多肉やサボテンも気楽に放ったらかしでしたが、ボチボチと冬に向けての準備を始めておかねばと焦りも出てくる今日この頃。うちではスチールラックにビニールを掛けて冬越しさせていますが、玄関先にも大きめのスチールラックがあるので、両方となるとなかなかの作業。でもやってしまえば後は楽なんですけどね。とりあえず、急な冷え込みに備えて早めに材料の調達をして準備しておかねばです。
アズテキウム属 紅籠(Aztekium valdezii)
話は変わりまして、アズテキウム属のサボテンといえば、うちでは花籠(Aztekium ritteri)を育てていますが、少し前に念願の紅籠(Aztekium valdezii)をようやくお迎えすることができました♪ 表面はヒダヒダのプリーツのような感じのサボテンです。
発見されてまだ5年ほどのサボテン
この紅籠(べにかご)はアズテキウム属の中でも近年発見されたばかりのサボテンです。もともとアズテキウム属は花籠だけの一属一種でしたが、四半世紀ほど前にヒントニーが発見されたそうです。それ以降はこの2種類とされていましたが、5年ほど前の2011年にこの紅籠が新たに見つかったそうです。そんなこんなで、アズテキウム属は現時点では花籠、ヒントニー、紅籠の3種類だけ。紅籠に至っては、人の目に触れてまだ間もないサボテンですね。今年に入ってからはInstagramでもチラホラと投稿されている写真を目にし始めました。少しずつですが流通してきているんでしょうね。といっても、自根の紅籠はとても手の届く値段ではない"高嶺の花"のサボテン。値段を見たらビックリして腰を抜かしそうです!接ぎ木でも小さいのにそこそこしています。なので欲しくても買おうという思考には至らなかったサボテンでした。それが!なんともビックリの価格で出会ってしまいました!そして即決でGET♪ 花金に飲んで食べてくらいのお値段でした。でも接ぎ木なので、仔が吹きすぎて形が凄いことになっています(汗)紅籠の良さが少し半減してる感じですが、特徴のシワシワはちゃんと見えているので良しといった感じかな。濃いピンク色の花を咲かすようなので、そちらも楽しみです♪
⬇︎2017年5月に咲いた花の写真はコチラ
成長がかなり遅いサボテン
この紅籠はサボテンの中でもかなり成長の遅い種類なので、自生地で仔をつけるにもかなりの年数がかかるそうです。すでにこんなに仔がついてる時点で自然で育った姿とはかけ離れているんでしょうね。ちなみに花籠のほうは自根タイプを育てていますが、こちらは仔をつける気配すらありません。こちらが自生地の状態に近いんでしょうね。下の写真は自根の花籠です。こちらも紅籠と同じくヒダヒダのサボテンですよ。
種まき組もなんとか順調
この紅籠ですが、今年の9月17日に種を購入し10粒を播種しました。
過去の記事
買えないならせめて種からと思い種を蒔きました。そろそろ1ヶ月経ちますが、3つだけですがなにやら緑色の丸い物体が出てきています。
写真では苔もうっすらと生えてるのでほとんどわかないですね(汗)また少し大きくなってきたら載せるとしますね。