年が明けると蕾を見せ始めるマミラリア属 (Mammillaria) のサボテン達が、今年も頭のてっぺんから小さな蕾をポコポコとあげてきました。育て始めの頃は1つ、2つの小さなサボテンでしたが、さすがに5年目ともなるとボリュームもアップ!個体が増えるとそのぶん花も増えるので、毎年少しずつですが花も見応えが出てきました。もう少しで咲きそうな蕾、やっと見えてきたばかりの蕾、まだまだ蕾の見えない種類、咲いたことのない種類もありますが、マミラリアの花はひとたび花を咲かせると2ヶ月程は楽しめるものもあるので、個人的にオススメのサボテンです。今日はうちで育てているこの時期のマミラリア達を紹介したいと思います。
- ギセラエ (Schiedeana v.giselae)
- ナザセンシス (Pennispinosa v. nazasensis)
- ペレスデラロサエ (Perezdelarosae)
- 黄金司 (Elongata)
- 雅卵玉 (Magallanii)
- 白星 (Plumosa)
- 玉翁錦 (Hahniana variegated)
- 品種不明の斑入り
- ルエッティ (Luethyi)
- 月宮殿(白花) [旧マミロプシス] (Mamillopsis schumanni)
- 今年の冬越しはスパルタに切り替え
ギセラエ (Schiedeana v.giselae)
こちらはギセラエ。お迎えした時は1つだけでしたが、5年目でだいぶ増えてきました。マミラリアは増えるのが早いですね!小さなピンク色の花が咲きますが、うちでも1〜2を争うほどの花つきの良い品種です。
【追加】2017/04/14 お花いっぱい♪
ナザセンシス (Pennispinosa v. nazasensis)
ほんのり黄金色を帯びたナザセンシス。白い花を咲かせます。こちらもピンポンボール1つほどから、5年目で数が1ダースほどに増えました。光の当たり具合でトゲが輝いてとても綺麗に見えます。何よりふわふわの見た目が可愛いですよね。こちらも良く花が咲く品種です。
【追加】2017/03/04 開花しました♪
【追加】2017/04/14 ほぼ満開♪ (*´∇`*)
ペレスデラロサエ (Perezdelarosae)
こちらはペレスデラロサエ。3つのチビッ子達が5年目でだいぶ大きくなってきました。というか伸びて徒長した感じです(汗)先ほどの2種類ほどは増えませんが、この1年の間にまわりから急に仔がたくさん出てきました。このチビッ子達はコンパクトに育てたいけど、また徒長させてしまいそうだなぁ。小さなピンク色の花を咲かせます。よーく見るとうっすらと蕾も見えてきています♪ 白色の見た目に茶色のトゲのバランスが綺麗で個人的に好きなサボテン。夏は蒸れに弱いので、直射日光に当たりすぎるとグッタリと倒れてしまいます。なので他のマミラリアよりは日差しの弱い場所に置いています。
【追加】2017/04/15 だいぶ咲いてきました♪
黄金司 (Elongata)
こちらは5年目の黄金司。お迎えした頃から3〜4倍には増えたかな。黄金司という名前通りに黄金色をしていますが、この時期は特に発色が良い気がします。かなりよく見ないと蕾がわかりづらいですが、てっぺんにうっすらと白い蕾も確認できました。3年目で初めて花を咲かせてくれたんですが、それ以降は安定して毎年咲いてくれています。
雅卵玉 (Magallanii)
こちらは1月に咲いた花でも紹介しましたが、その頃よりも花もだいぶ増えた雅卵玉。てっぺんがほんのりオレンジ色をしているので、花が咲いてなくても見た目のかわいいサボテンです。トゲが短いので坊主頭チック。
白星 (Plumosa)
こちらはマミラリアの中でも一番早くから花を咲かせてくれる白星。この時期、花はすっかり咲き終わってますが、晩秋〜初冬の頃から淡いピンク色の花を咲かせ始めます。白星の魅力はなんといっても綿菓子のようなふわふわ感♡花が咲くと綿菓子のうえに金平糖をトッピングしたようでとても愛らしい姿です。
玉翁錦 (Hahniana variegated)
こちらは玉翁錦。玉翁の斑入りタイプです。咲いたことがないので、今年こそ花を見てみたいな。ピンク色の花が咲くのかな?緑色×黄色の斑入りなので、ピンク色の花が咲くと華やかになりそうですね。
品種不明の斑入り
こちらは春頃から咲き始めるマミラリアです。品種不明ですが、メタリック調のピンクの花を咲かせてくれます。花を咲かせた姿はカラフルでポップな雰囲気。
ルエッティ (Luethyi)
こちらのルエッティはゴールデンウィーク頃に花を咲かせてくれます。昨年は、接ぎ木、自根ともにほぼ同時期に花を咲かせてくれました。
こちらは今年で5年目の自根ですが、増えることなく少しずつ大きくなっているだけの状態。この時期の自根は根元が細ってきて元気がなくなります(涙)
自根のちびっ子達も、この通り根元がほっそり…。小さいだけに枯れないか心配になりますが、春になるといつも復活しているので大丈夫かな。
こちらの接ぎ木タイプはさすがに成長がはやい!育て始めた頃よりもかなりボリュームがでてきました。冬も元気モリモリ♪
ルエッティはピンク色の花を咲かせます。花びらのシベ近くは白色をしていて、ピンク×ホワイトのツートンカラー。とてもカワイイ雰囲気の花です♡花はとても大きいので本体が隠れてしまうほど。他のマミラリアに比べて花は早くしおれてしまうので、できれば見逃したくないところです。とはいえ、朝の出勤前には花が咲いていたりするので、なんとか花は見れてます♪
月宮殿(白花) [旧マミロプシス] (Mamillopsis schumanni)
こちらは雅卵玉と一緒に昨年お迎えした月宮殿。花は赤色が多いようですが、こちらは白花タイプです。とはいえ、まだ咲いたことがないので未確認。マミロプシス属からマミラリア属に統合されたサボテンですが、一般的なマミラリアの花とは少し異なった雰囲気の花を咲かせます。早く花を見てみたいものです♪
今年の冬越しはスパルタに切り替え
この冬はルエッティ以外のマミラリアはベランダで風避けなしで育てています。昨年までは収納ケースをかぶせたりしていましたが、今年はそれも無し。いきなりのスパルタにビックリしてるかな?さすがに寒波の際は少し不安でしたが、それでもなんとか蕾をチラホラとあげてきました。寒波と言っても、大阪市内では氷点下もいかないので大丈夫なんでしょうね。とにかくマミラリアは寒さに強い!というのを実感。夏の暑さにも気を遣わなくて良いし、育てやすいサボテンですね。