まほろば : チャオの多肉ブログ

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なんとも妖艶な薄曇の花【セロペギア】

セロペギア属 スタペリフォルミス(薄曇)

今日も暑かったですね。ベランダの温度計も40℃を少し超えていましたよ。ベランダは床の照り返しでかなり温度があがりますね。床の辺りは風通しがあまり良くないので、余計にモワモワと暑さがこもった感じがします。日が少し落ちた夕方頃からは、多肉たちの植え替えをしましたが、額から汗がポタポタと止まりませんでした。そろそろ、屋外での土いじりも厳しい時期です。

そういえば、この春から新しい枝を1つ、ニョキーンと下に伸ばし始めていた、ガガイモ科のスタペリフォルミス(Ceropegia stapeliformis) に、今日は花が咲いているのを発見しました。蕾が出てたのも気づいていなかったので、サプライズでした。ちなみに、今年の一番花です。

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毛ぶかい柄モンの花

薄曇の花は、白色に赤い縁取りのある花です。花の内側は、白いモフモフの綿毛で覆われていますよ。写真ではわかりづらいかもしれませんが、花の付け根から花びらの根元あたりまで、赤いドット柄のような模様が入っています。この模様があるだけで、ガガイモの花らしさを感じますね。そして、この写真でもわかるように、枝にも同じく模様が入っています。全体的に柄モンのガガイモさんです。

真下に伸び続けるガガイモさん

育て方は、日当たりの良い場所に置いているだけで花を咲かせてくれるので楽ですね。雨水が少し当たる場所に置いているので、水遣り月に1回ほど。植え付けている用土は鹿沼土だけです。この薄曇ですが、伸びた枝は下にドンドンと伸びていきます。うちのベランダでは下に伸びる長さにも限界があるので、朝顔の栽培で使う円形の支柱に無理やり絡ませてます。ツル性ではないので、ただ巻いて置いているだけの状態。いつもは巻いている枝の先端から新しい枝が伸びてきます。でも今年は屋外で冬越しをさせた際に少し傷めてしまったので先端をカットしたせいか、今年は支柱の下の辺りの枝から新しい枝が伸びて来ました。それがこの写真の枝ですが、見事に真下にニョキーンです。これが本来の自然な枝の伸び方ですが、この枝をなんとか支柱に絡めたいところ。でも、これを曲げるとなると、枝が根元からポキッと折れそうなのでかなり厳しいです。うーん、この先どうしたらよいものか。このまま真下に伸ばすしかなさそうな気配。いっそ、もう少し伸びた頃に根元から折って挿し木にしようかな。ホントに悩ましい伸び方だなぁ…。

いつの間にか発芽中

そういえば、冬の間に種の鞘ができていて、それが割れて種が飛び出していました。防寒でプチプチを巻いてたので、そのまま植木鉢の地面に落ちていたのですが、春になっても特に発芽の気配がありませんでした。そのまま記憶から消え去っていたのですが、今日花を見つけた際に、鉢の土から4〜5個ほど発芽しているのを発見。まだ数センチのちびっ子ですが、みんな同じ形をしてて可愛い姿です。もう少し大きくなったらそれぞれ鉢に植えてあげるとします。でも、また鉢が増えてしまうなぁ…。これまた悩ましいトコロ。