エケベリア属 高砂の翁(Echeveria Takasagonookina)
昨夜の大阪は、バケツをひっくり返したような凄い雨でした。たまにヒューヒュー、ガタガタと風の音がしてたので、ベランダの多肉やサボテンの鉢が倒れていないか心配で目が覚めてばかり。なので、今日は朝からタニサボ達の様子を見にベランダへ直行しました。とりあえず、鉢が倒れることもなくみんな無事でひと安心。そんなに気になるくらいなら、高い場所に置いているのだけでも、寝る前に地面に降ろしておけば良かったです。そうしたら、気にせず熟睡できたのにね。
そんなベランダで、今日は久しぶりに"爺さま"と目が合ったので、今日はその多肉植物をご紹介させて頂きたいと思います。"爺さま"といっても、見た目はかわいい多肉植物なんですよ。最近はガガイモの花のシーズンということもあり、キモカワ系の花の紹介ばかりが続いてましたが「ワシのことも見ておくれ〜」と言わんばかりに、今日は私の目に飛び込んできました。
タフな爺様
その爺さまとは、エケベリア属の高砂の翁です。夏の暑さにも強く、冬の寒さにも強い、なかなかタフな爺さまです。見た目のかわいさと違い、名前はなぜか "翁 (おきな) " なんていう爺さまっぽい名前をしています。名前が長いので、普段は「爺さま」と呼んでます。
ふりふりの衣装をまとった爺さま
ピンクのふりふりとした葉をもつ可愛い多肉植物ですが、今ではこの写真でもわかるように、ずいぶんと大きく成長しました。上から見ても5号鉢 (15cm) の鉢が見えないので、直径は20cmくらいにはなってそうですね。今年で4年目ですが、お迎えした頃はテニスボールほどの小さな株でした。育て始めたころは葉のフリフリもほとんどなくて、何枚かの葉を重ねてまるっこくしたような形でしたが、ドンドンと大きくなり葉の数もずいぶんと増えましたよ。それと同時にフリフリの具合もしっかりしてきました。今は葉の淵だけがピンク色をしていますが、紅葉のシーズンになると全体がピンク色に染まりとっても綺麗なんですよ。下の葉は枯れやすくて、すぐにパリパリになって取れたりしてるので、今は横から見ると少し茎立ちの状態です。茎は太くてしっかりしてますね。育て方も楽チンで、年中屋外の日当たりの良い場所に置きっぱなし。とにかくタフな爺様です。
仔も2つ、すくすく成長~♪
その茎の根元から2つほど仔が出てきていたのですが、それが成長し始めたので、昨年はそのお仔さま達を独立させました。するとさらに勢いよく成長を始めました。そして昨年、そのお仔さま達は私のもとを去り、友人&インスタグラムでお世話になっている方々のもとに嫁入りしました。爺さまなので婿入りかな?嫁ぎ先でも元気に過ごしているようなので、それが何よりも嬉しいですね。