先日は紅葉したリプサリス ラムローサ “レッド・コーラル”を取り上げましたが、今日もまっかっかーな多肉植物をピックアップしたいと思います♪
黒鶯囀
- Gasteria batesiana (ガステリア・バテシアーナ)
- ユリ科 ガステリア属
- 南アフリカ
その名は、ガステリアの黒鶯囀 (コクオウテン)。9月にお迎えしたばかりのホヤホヤさんです。
名前に「黒」と付いてるわりに色は真っ赤。春鶯囀(シュンオウテン)という名前のほうが有名だけど、黒鶯囀は春鶯囀よりも濃い緑色をしているそうです。
春鶯囀よりも肌色が黒いのが黒鶯囀なのかな?と思ってたけど、真っ黒という訳ではないんですね。。。
それどころか、今はすっかり緑色なのでしたー。
こんな感じ↓
日当たりもそこそこあるんだけど、ドンドンとグリーンになってきてます。紅葉の時期は終わっちゃった?
特徴
この黒鶯囀の魅力は、なんといっても肉厚でザラザラの葉!
左はお迎え時の9月、右は12月現在だけど、色は違えど、良い感じのサメ肌具合です。
形は舌のようで、ワタシ的には厚切りの牛タンちっく。うーん、なんだかおいしそうだ〜♪
鳥害
そういえば、この夏から続いている鳥による多肉被害。メセンを中心に多発してたけど、この黒鶯囀もまさかの被害に遭ってしまいましたー。OMG!
葉をくちばしで突っつかれて1ヶ所が陥没。。。
すでに1ヶ月ほど経ってるけど、なんとも痛々しい姿です。ホント、容赦ないなー。
子宝錦
ガステリア属といえば、子宝錦しか育てたことがなかったけど、その子宝錦も今年で5年目。
子宝と付くだけあって繁殖力が旺盛です!今では鉢から溢れてモリモリ〜♪
増えすぎて、なんだかえらいこっちゃ状態です(汗)
もとは1つの個体だったけど、頑張っておんぶしていたお母さんも、今では仔に埋もれてしまい姿が見えません。
ちなみに、お迎え時の姿はコチラ↓
形としては大きな親株1つのほうが好きだけど、ちびっ子たちも元気そうなので良しかな♪
育て方メモ【ガステリア】
この子宝錦は冬の寒さにもそこそこ強いようで、ここ数年は冬も屋外に出しっぱなしだけど、枯れたりもなく元気です。
育て方は、同じユリ科のハオルチアと同じように育ててるので、置き場所は直射日光を避けた明るい場所。水遣りは他の多肉植物よりは少しだけ多めに与えています。
今回お迎えした黒鶯囀は、今年初めての冬越しだし、安全を期して無加温のビニール棚に移動。とりあえず鳥の侵入は防げるから、春までは安心です。
黒鶯囀はどんなペースで増えてくのかまだわからないけど、この3ヶ月ほどですでに葉が1つ増えてます!数年後には山盛りの牛タンを見れるかな?今から楽しみ〜♪