自宅の前の公園の桜もほぼ咲き終わり、そろそろ葉桜へと衣替え中。華やかなピンク色の姿も綺麗でしたが、新緑の姿もフレッシュな感じで綺麗に感じますね♪
そんな中、ベランダのリトープ達もひっそりと衣替え中。古い皮を脱ぎ捨てて、新しくリフレッシュされた姿を現してきました。
初めてこのリトープスの『脱皮』を目にした際は、驚きとともに生命の不思議を実感させられました。脱皮って、ヘビやトカゲなどの生き物だけのイメージでしたが、植物が古い皮を脱いで新しく生まれ変わるなんてホントに衝撃的ですよね。
今回はこの時期のリトープス達の脱皮の様子などメインにまとめてみました。
- リトープス カラフル丼
- リトープス 地味丼
- リトープス 渋い丼
- リトープス 三頭丼
- 青磁玉の実生
- 化粧石を取り除いてゆったり
- うちでの脱皮中の水遣り(冬〜春)
- その他のメセン『コノフィツム』
- その他のメセン『オフタルモフィルム』
リトープス カラフル丼
- ロザリー
- エリセー
- アルビニカ
- 花紋玉
- 福来玉
だいぶ脱皮が進んできていますが、緑色の福来玉のうちの2つはまだ脱皮の気配すらありません。今のところ、この鉢では双子はいない様子。
リトープス 地味丼
- 大津絵
- 紫勲玉
- 李夫人
- 福来玉
- 朱弦玉
- 微紋玉
- 招福玉 C80 schwantesii
- 中央の2つは品種不明
昨年の秋は初めて鳥害に遭い、引っこ抜かれたリトープスがベランダの床にコロンと転がっていることが何度かありました。すぐに植え付けたりはしていましたが、その被害に遭った真ん中あたりのリトープス2つは脱皮の気配もありません。なんとなく元気もないので、もしかしたらもう駄目かな?『紫勲玉』と『微紋玉』の2つだけ双子を発見♪
リトープス 渋い丼
- 紫李夫人
- 微紋玉 C221 fulviceps var.fulviceps
- 大津絵 (F.D.P otzeniana)
- 富貴玉 C88 hookeri var.marginata (cerise form)
とりあえず、全部脱皮しています。『紫李夫人』と『微紋玉』の2つからは双子が誕生♪ 『紫李夫人』は良い感じの濃い紫色になってます♪
リトープス 三頭丼
- 微紋玉
- 緑李夫人
- 菊章玉
- その他はすべて福来玉
もともと三頭だったリトープス達も、この数年の脱皮で二頭に先祖返りした物が多いです。今回の脱皮では三頭は1つだけとなりました。まだ脱皮していない右下の超ちっさいのはとりあえず三頭をキープ中。真ん中の少し割れてきてるのは何頭かまだ不明ですが、中を覗いた感じではなんとなく二頭っぽいかな?
青磁玉の実生
2015年の9月頃に播種した青磁玉たち。1つが1cmもありませんが、一丁前に脱皮して模様もしっかりとしてきました♪
化粧石を取り除いてゆったり
昨年の秋口から天然石の化粧石を使っていましたが、なんだか窮屈そうだったので一旦取り除きました。とりあえず、夏越しが終わるまではこの状態で過ごさせる予定。残暑が和らぎ、水遣りを始めたらぷっくりと膨らんでくるので、それからまた化粧石を敷く予定です。夏は化粧石がないほうが風通しも良さそうですよね。
うちでの脱皮中の水遣り(冬〜春)
脱皮のシーズンは基本的に水遣り不要とのことですが、昨年までは月1回程度、冬でもちょこっとだけ与えていました。でも、この冬は今年に入ってから一度も水遣りをしていません。最後に水遣りしたのが昨年の12月6日だったので、かれこれ4ヶ月半ほど経ちますね。とりあえず、水遣りの代わりに月に数回の霧吹きだけはしていました。
そろそろ水遣りを始めたいところですが、まだ脱皮をしていないものや、脱皮の途中のものもあるので、もうしばらくは霧吹きだけにしておこうかな。
というのも、脱皮中に水遣りをしてしまうと、脱皮中にまた脱皮を始める『二重脱皮』に陥る可能性が高いんです!そして、この二重脱皮をしてしまうと個体が小さくなっちゃいます。
脱皮中は昨年までの旧体からの水分を吸いながら新しい個体が大きくなっていきますが、脱皮中に水遣りをしていまうと、新しい個体が根っこからも水分を吸ってしまうので、この二重脱皮が起こるようです。そんなこんなもあり、脱皮が完全に終わるまではなるべく与えない方が良いみたいです。
それにしても、今年は双子の確率が悪かったなー。植え替えを何年もしていないせいもあるのかな?とりあえず、この秋には鉢の整理がてら植え替えをしてみようかな。
ちなみに、うちのリトープスのほとんどが、『花工房たんぽぽ』さんからやって来た子達です。2013年から育てていますが、脱皮を繰り返し、少しずつ増えてきました♪
その間に、減ったり、消滅してのも多々おりますが(苦笑)
『花工房たんぽぽ』さんのリトープスは、値段がお手頃で、しかも色んな種類のセット販売もされてるので、初心者の方にもオススメです!
興味のある方は、是非育ててみてくださいねー。
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その他のメセン『コノフィツム』
ここからはリトープス以外のメセンの様子を紹介しますね。
コノフィツム ウィッテベルゲンセ (Conophytum wittebergense)
色や模様も合わせて一番好きなコノフィツムがこのウィッテベルゲンセ♡昨年は1つだけ2つに分球しましたが、できればオール2つに分球して欲しいなー。
コノフィツム ウルスプルンギアナム (Conophytum ursprungianum)
このウルスプルンギアナム、昨年は2個とも双子になり4個になりました。今年も双子をヨロシクね〜♪
コノフィツム ペルシダム テリカラー コンコルディア (Conophytum pellucidum var. terricolor "Concordia")
気づけば結構増えてきました。もとは4つだったんですよー。双子率が高めなコノフィツムかも!?
コノフィツム ペルシダム ネオハリー ツィーホンテーン (Conophytum pellucidum v. neohallii .w.tweefontein)
ツィーホンテーンは少し茶色くなり、休眠の兆しあり☆こちらも4個からだいぶ増えてきましたよー。
その他のメセン『オフタルモフィルム』
マウガニー ルフェッセンス (Ophthalmophyllum maughanii rufescens)
ルフェッセンスは昨年の夏越し後にこじらせてしまい変な形になっちゃいました…。裏側はこんな感じ。
うむむ…。どうやったらこんな形になるのやら…。日照不足が原因と思われますが、この古皮が剥がれた後、もとの可愛いハート形の姿に戻るのかしら。ハテサテ。見た目はイマイチですが、今は綺麗な赤色になってますよ♡
【追加】2017/05/10
なんと双子になってました♪ 形も可愛いハート形に戻ってひと安心♪ ホッ…
マウガニー 品種不明 (Ophthalmophyllum maughanii)
超ちっさい品種不明のマウガニー。ルフェッセンスと同じくほんのり赤色になってます。今年は初の夏越しなので、ルフェッセンスのようにこじらせないように日照に気をつけなきゃ!
聖鈴玉 (Ophthalmophyllum praesectum)
聖鈴玉は少し新しい個体が見えてます。今年に入ってからお迎えしたので花はまだ見たことありませんが、この透明感がたまらないですね♪
白拍子 (Ophthalmophyllum herrei)
こちらの白拍子も聖鈴玉と一緒に今年お迎えしたばかり。てっぺんの窓がとっても綺麗な品種です♡透明感がたまりません♪
メセンって急激に増えたりもしないので、長く育てていてもコンパクトに育てられるのがいいですよね。特にコノフィツムは小さいものが多いので、手狭なベランダ栽培にはありがたい限り♪ 模様も綺麗な種類が多いのであれこれと欲しくなりますが、種類も多いのでハマるとえらいことになりそうなので我慢我慢!