まほろば : チャオの多肉ブログ

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白色の葉が涼しげな姫宮さん【カランコエ】

カランコエ属 姫宮(Kalanchoe rhombopilosa)

今朝は外に出ると風がずいぶんと涼しく感じられました。とはいえ日中は33℃まで上がったようなので、まだまだ夏本番の暑さですね。 

今日は育て始めて3年半ほどになるカランコエの姫宮(ロンポピローサ)をご紹介したいと思います。この姫宮は青みがかった白色の葉をしており、うずら卵のような模様が入っている多肉さんです。別名「扇雀」とも言われています。葉の形が"扇"のようで、"雀"のような模様だから"扇雀"(センジャク)なのかな?と勝手に想像してますが、本当の名前の由来はどうなんでしょうね。

成長の遅い多肉さん

このカランコエは、お迎えした頃は3本ほどの背の低い苗でしたが、その頃よりだいぶボリュームが出てきましたよ。

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といっても、かなり成長が遅いのでやっとここまで増えたという感じ。3年半で古い枝がようやく2倍ほどの高さに伸びた程度。しかも下葉はかなり落ちてしまい、なんともしょぼーい姿になっちゃいました。茶色の茎のがお迎えした頃の枝。古い枝は数年経っているのでさすがに木化していますね。左のは若いのでまだ白っぽいです。

葉が落ちまくり…

ちなみに、植え替えなどで触わるとすぐに葉がポロポロと取れてしまうので、あまり植え替えをしたことがありません。今年も植え替え予定はなかったんですが、うかつにも鉢を見事にひっくり返してしまったので、泣く泣く植え替えするハメに。また葉っぱポロポロやん。トホホ…。

葉挿しの成功率が高い!

そのポロポロと落ちた葉をそのまま土の上に放置していると、かなりの確率で増えます!うちのはほとんどが根っこを出して増殖しています。下の写真は、そのポロポロした葉から増えたらお子様達です♪ だいぶ大きくなりましたよ。

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育て方(大阪市内の南向き)

この姫宮、見た目は繊細で葉もポロポロとよく落ちるわりに、夏の猛暑にはそこそこ強いです。遮光すると少し伸び気味になるので(うちのはすでに徒長してしまってますが)、なるべく日を当てるようにしています。あと、水もわりと好きなようなので、夏でも他の多肉達よりも多めに与えてます。とりあえず、夏に調子を崩したことはないので、見た目とは反対に屈強な多肉かもしれませんね。

冬は屋外の簡易ラックにビニールだけ掛けて冬越しさせてますが、すき間風がヒューヒューのわりに枯れたりすることもなく元気に冬を乗り切ってます。風よけだけしてあればそこそこイケルもんですね。

他にもカランコエでは、フミリス、胡蝶の舞錦、リンリン、うずら、ウェンディー、姫黒兎耳、天人の舞も同じ場所で冬越しさせていますが、とくにこれといった問題もなく数年経ってます。育て始めた頃は、カランコエはかなり寒さに弱いイメージがあったので、大事に冬は室内で育ててましたが、そこまで過保護にしなくても良かったみたい。
ちなみに、不死鳥は冬の野ざらしもへっちゃら!気づけばグランドカバー並みに増えすぎてしまうので、今では見つけたら引っこ抜いて減らしているくらい。雑草並みの生命力ですね。