まほろば : チャオの多肉ブログ

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ジャンボなヒトデ花が咲いたよ!王犀角【スタペリア】

スタペリア属 王犀角 (Stapelia gigantea)

5日前、何気に多肉棚の一番上を見ると、ガガイモ科のスタペリア属 王犀角大きな蕾がドカ〜ンと付いてました!い、い、いつのまにーっ!?その後ろには少し小さい蕾もポコポコ。こんな感じ♪ 蕾の大きさはこの時点で11cmなり!

2016/08/25

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この王犀角は何年も育てていたんですが、昨年初めて花を咲かせてくれたんです。今年も咲くかな?と期待しながらお盆の前に蕾のチェックをしたものの、その時はまったく気配なし。なので、昨年は気まぐれで咲いてくれたのかな〜くらいに思っていました。そ、そ、それが突如の出現にビックリ〜!

ヒトデ花が咲いた!

そして今日仕事から帰ってみると、ついにジャンボなヒトデ花を咲かせてくれてました♪ 私の手のひらよりも大きいです!さっそく大きさを測ってみると、花びらの先端から先端までがちょうど30cm!

2016/08/30

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写真を撮ろうと思ったら、やたらと反り返って星形にならなかったので、手で無理やり広げて写真を撮りました。片手で持ち上げているものの、花とは思えないずっしり感…。花びらの縁にソワソワした毛が見えると思いますが、その毛が花びら全体を覆い尽くしています。なんとも毛深いお花だわ。

今日は見かけませんでしたが、昨年はハエさんが花に吸い寄せられるかのように数匹とまってました。とにかくクサイ花なんです(汗)少し気持ち悪い話になりますが、昨年は花を咲かせた翌日にはハエのお子様たちが花の中をモゾモゾと動き回ってました。とはいえ、この花が餌になることもないので、可哀想ですがそのまま数日で花と共に消滅…。そんなこんなでハエさん的にはかなりお好みのニオイのようです。

置き場所&育て方など

この王犀角の鉢は5号だったかな?他のスタペリアよりもかなり大きめの品種なので、鉢もそれなりに大きくなり、かなりの場所とりさん。なので、他のガガイモ達とは少し置き場所が離れています。育て始めた最初の夏は、多肉棚の下の方に置いていましたが、そこはお昼まで直射日光が当たる場所。そのせいで枝が焼けて一部が欠けてしまいました。なので、それからは多肉棚の一番上に置いています。ココだと直射日光の時間が短く、1日じゅう明るい日陰。この場所が合っていたのか、一度も溶けもなくすくすくと成長しています。
この王犀角、お迎えした当初はY字型の枝が2本だけでしたが、いまは枝もかなり増えて大きくなりましたよ。でも枝が暴れすぎて場所をとりさんです。

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冬は室内に取り込んでいますが、それ以外の春〜秋は少し前に書いたように明るい日陰の軒下に置いていますよ。そのうち屋外での冬越しを試験的にやってみたいと思っているので、そのうちご報告させて頂きますね。大阪市内は雪もほとんど降らないので、意外と屋外での冬越しが難しいと言われているカランコエなんかも野ざらしで冬を越せています。南向きなので、冬でも日中は暖かいお陰もありそうです。案外、このガガイモならいけそうな気がします。

我が家での水遣り

水遣りは、春や秋は2週間に1回くらいで、夏の猛暑時は2〜3週間に1回程度。うちでは7月に溶けるガガイモが多いので、8月いっぱいまでは水遣り回数が少ないぶん、週1回ほど霧吹きをプラスしています。それでも溶けてしまわないかとドキドキ…。初めてガガイモの溶けを体験した時はひたすら凹みましたが、最近では "溶ける時は溶けるもんだ" と変な悟りの境地にいたりました(笑)

新しく伸ばした枝に花が咲くよ!

このスタペリアもですが、棒状の枝のガガイモの多くは、新しく伸ばした枝に花を咲かせます。今回の王犀角も春から伸びた枝に蕾をつけてます。そのまま放っておくと枝がすぎて暴れてくるので、伸びすぎた時は挿し木にしてストックを作っておくのも良いかと思います。

品種にもよるのかもしれませんか、うちでは挿し木したものはよく溶ける印象があります。なので、しっかり根づくまでは霧吹きだけでのほうが良いかも。根っこが出てないと水を遣っても吸わないしね。
ガガイモ達は溶けという悩みが付きまとい、正直、育てるのがしんどくなる時があります。でも星形の個性的な花を見ると、頑張って育てよう!という気にもなります。たとえ、それの花が臭くったってね(笑)