最近ようやく朝晩が少し涼しくなって来ましたね。先日はチッチッチッ…とカネタタキの鳴き声が庭から聞こえてました。この鳴き声を聞くと秋が近づいてるんだなと感じます。
ユーフォルビア属 大正キリン(Euphorbia Echinus)
ところで、少し前からユーフォルビア属の大正キリンがチラホラと花を咲かせはじめました。今日はこんな感じで咲いていましたよ。満開までにはほど遠いですが、普段は緑一色の大正キリンが少しだけ華やかに感じます♪
2016年8月27日撮影
サボテンのようでサボテンじゃない
この大正キリンは見た目が柱サボテンっぽいので、初めて見たときはてっきりサボテンだと思ったほど。でも枝をもいだりするとユーフォルビア独特の白い乳液が出てきます。この白い乳液には毒があるそうなので、うっかりと手に付いた時にはしっかりと手洗いしておいたほうがいいですね。
これは近所のホームセンターからお迎えしたんですが、もとは小さな一本立ちでした。それがこの数年で背がググーンと高くなり、枝も少しだけで増えました。一番最初に出てきた枝は大きくなり、その重さで親株が傾き始めたので、もぎ取って別の鉢に植えつけましたが、そちらも順調に成長しており、親株と同時期に花を咲かせ始めまていますよ。同じような環境で育てていると、鉢は違えど同じ時期に咲くもんなんですねー。
チビ花も集えば華やか!
大正キリンの花は小さなオレンジ系ですが、満開になるとちょっぴりゴージャスな雰囲気になります。下の写真は昨年の満開時の写真です。てっぺんが花でモサモサ〜♪
2015年9月4日撮影
なんの変哲もない小さな花ですが、よく見るとオレンジ色、黄色、赤色の配色で賑やかな雰囲気がします。小さな花のわりにシベがフサフサしているので、ひとつの花も実際よりも大きく感じられますね。
白トゲもカッコイー!
トゲはV字型をしており、新しいうちは少し赤みがかってますが、時間とともに白色のトゲに変化していきます。この真っ白いトゲが個人的にお気に入り♪ ずらーっと縦に並んでるトゲの姿がなんだか魚の骨っぽくも見えます(笑)
置き場所など
置き場所は一般的な多肉とほぼ同じ。冬は室内に取り込んでいましたが、今年の始めから春にかけてはベランダでの冬越しに挑戦しました。といっても、上から深めの透明収納ケースをかぶせて風よけ対策だけはしました。夜間は冷えますが、加温などもせず、日中の太陽光だけでなんとか無事にベランダで冬を越せました。
ユーフォルビアは寒さに弱いイメージがありますよね。でも寒風に当たらなければ、そこそこの低温でもいけるのかもしれません。といっても、大阪の寒さはしれていますが。
種類は違いますが、同じユーフォルビアの仲間の白樺キリンがたくさん増えたので、この夏から路地植えにチャレンジ中です!南向きの野ざらし地帯ですが、いまのところ夏の直射日光もへっちゃらのようです。でも冬にどうなるやら。スパルタの一か八かの勝負だけにドキドキ。でも意外とタフな多肉も多いので、なんなくいけたりしてね。また結果を報告させて頂きますね!