我が家で咲いたガガイモの花たち
今回も引き続き、ガガイモの花たちの写真を紹介させて頂きたいと思います。育てていても咲かないものが多いのであまり数はありませんが、ガガイモたちの魅力をたっぷり感じて頂けたら嬉しいです。
ブラキステルマ属 プルケルム
過去picより
まずは、ブラキステルマ属のプルケルム(Brachystelma pulchellum)です。これは、球根からたくさんの枝を伸ばし、その葉にたくさんの花を咲かせます。そして、枝はかなり長く伸びていきます。休眠期の冬は、室内で冬越しさせているので、ずっと葉をつけた状態。なので、冬になると枝を根元から切り、春から新しい枝を出させるように、強制的に休眠させています。今年はすでに10cmほど伸びていますが、蕾もたくさんつけています。なかなか花付きのよい品種ですね。この写真のように、1つの枝に連なるように花が咲きます。枝が風でそよぐと涼しげなガガイモさん。たくさん咲くと天の川のようにも見えますね。
オルベア属 スプレンゲリー
過去picより
オルベア属のスプレンゲリー(Orbea sprengeri)とはどうも相性が悪く、気をぬくと、よく根元から溶かしてしまいます。なので、枝を切っては挿してを繰り返してばかり。先日も、さっそく根元から1本溶けてました。挿し木したモノは溶けやすい気がするんですが…気のせいかな?初めて咲いた時は数輪だけでしたが、昨年はなぜか調子が良くて、ほぼ溶けることなく数本の枝にそこそこの花を咲かせてくれました。その時の写真が上のです。花も大きすぎず、小さすぎずといったサイズです。1.5cmくらいはあるのかな?枝に模様が入っているので、花のない時期でも楽しめるガガイモさんですね。
リチドカウロン属 マクロロブム・ミニマ
過去picより
こちらは、リチドカウロン属のマクロロブム・ミニマ(Rhytidocaulon macrolobum v. minima)です。干し芋のようなゴツゴツの枝を横に伸ばしていくガガイモです。花はとても小さくて、0.5mmくらいでしょうか。花が小さいうえに、枝と同化したような色なので、咲いててもまったく気づかないです。でも、その小さな花をじっくりと眺めてみると、なかなか凝った模様をしてらっしゃいますね。この花は枝の裏側に咲いたりもするので、写真を撮るのが難しいですね。
プセウドリトス属 ドドソニアヌス
過去picより
これはプセウドリトス属のドドソニアヌス(Pseudolithos dodosonianus)が、何日か前に咲いていた写真です。プセウドリトス達は、夏の間は直射日光下に置くようにしています。あまりに暑さが厳しいときは、軽く遮光をしてね。今年は、早い時期から日当たりの良い場所に置いていたせいか、早々に花を咲かせてくれました。今まではほとんど花を見たことがないくらいの存在だったのに、やっとヤル気を出してくれたみたいです。
プセウドリトス属 ミグイルティヌス
過去picより
これはプセウドリトス属のミグイルティヌス(Pseudolithos migiurtinus)です。ゴツゴツの岩のような、石コロのような姿のガガイモさんです。ある日ベランダに出ると、なんとも言えないニオイに満ちてました。そう、犯人はこの花です。咲いてくれるのは嬉しいんですが、にいにクセがあるんですよねぇ。これも、ドドソニアヌス同様に直射日光下で育てますが、夏の遮光は一切していません。
ここでは紹介していませんが、同じくプセウドリトス科のクビフォルミスが今年初めて蕾を付けてくれています。今回が初めての開花になるので今から楽しみです。そんなこんなで、今年はいつもよりガガイモのスタートが好調です。ガガイモは育て方も種類によって簡単だったり、難しかったりですが、花が魅力的なので、みなさんにも是非育ててみて欲しいです♪
関連記事