まほろば : チャオの多肉ブログ

珍奇な植物&とび森が好き♡ ciao_acoでInstagramもやっています。

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慶松玉に蕾

先日の水遣りの際、スチールラック上部に置いているサボテン達を久しぶりにチェック。水遣りで床に下ろした時くらいしかじっくりと見ることもないサボテンたちですが、久しぶりに観察してみると、今年もアンシストロカクタス属 慶松玉(Ancistrocactus crassihamatus)からたくさんの蕾が出てきていました♪

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紅白のトゲが美しいサボテン

この慶松玉ですが、『グランデュリカクタス属』から現在は『アンシストロカクタス属』に分類されているようです。さらには『アンシストロカクタス属』と『エキノマスタス属』とまとめて『スクレロカクタス属』という考え方が今は主流になってきているとか。なんだか頭がこんがらがりそう…。
この慶松玉の魅力の1つはなんと言ってもトゲの美しさ!紅白のコントラストがとても綺麗なんですよ。
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しっかりとしたトゲですが、ワタシ的にはこのトゲが主人公といってもいいくらいの存在感を感じます。サボテン自身も翡翠ような緑色をした綺麗な色のサボテンです♡

てっぺんには小さな春が到来

その慶松玉が今年も蕾をあげてきていました。昨年のインスタグラムに投稿した日が3月5日になっていたので、ほぼ同時期ですね。だいぶ膨らんできた蕾のほかにも、綿毛の中から蕾の頭を出してきているものもあったり、今年も賑やかになりそうな予感。個人的にはこの蕾の模様や色合いが結構好きです♡
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ゴージャスだけど渋い花

慶松玉の一番の魅力はなんといっても花ではないでしょうか。サボテンでは珍しいブラウン系の花。何年か前に慶松玉の花を初めてインターネットで目にした時、思わずその花の姿に一目惚れ♡それからずっと探し求めていたサボテンでしたが、縁がありお迎えすることができました。昨年初めてその花を生で目にした時は、ゴージャスだけど渋い雰囲気を漂わせる花の姿に思わず息を呑んでしまいました。好みもあるかと思いますが、うちで育てているサボテンの中でも、ナンバー1といっても過言ではない花かも。花が咲くまでにはまだひと月ほどかかりそうですが、蕾がほころぶ前からすでに自分の顔がほころんじゃってます♪ 今年の花はもう少し先なので、今回は昨年の写真を載せておきますね♪

2016/4/14撮影
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こちらは、昨年ちょうど花が咲き始めた頃の写真。花は開ききっていませんが、濃いブラウンの花です。

2016/4/15撮影

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そしてこちらは翌日の花ですが、太陽光が当たっているのでオレンジ色に見えます♪ この光の加減により花の色が異なって見えるのも慶松玉の花の魅力のひとつではないでしょうか。

2016/4/20撮影

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こちらはちょうど満開になった頃の写真。ちょうど1枚目と2枚目の中間くらいの色合いかな?微妙に色が異なって見えますが、普通に見た感じだと1枚目の色が一番の近いかも。花びらはフチが白っぽいので華やかに見えますね。色がブラウンなので華やかながらもシック、かつ渋い雰囲気。ちなみに花の大きさは咲くと500円玉くらいですよ。

自宅での冬越し&夏越し管理

この慶松玉の冬越しは今回が2度目ですが、昨年に続き今年も加温なしで、透明の収納ケースをかぶせているだけです。寒い日だと収納ケース内が数℃まで下がる時もありますが、それでも元気そうなので、そこそこの寒さには強い感じがします。とりあえず、冬はそれほど気を遣わなくても大丈夫そう。
それとは逆に、夏の群れに弱く根腐れしやすいようです。昨年の夏は初めての夏越しだったので40%の遮光ネット下に置いていましたが、遮光ネットをしているとはいえ南向きなのでかなりの高温。そのせいか猛暑の頃には根元が少し傾いてしまいました…。とりあえず、応急手当でつっかえをし、それからしばらくは水遣りを控えて霧吹きだけにしていましたが、今はなんとか落ち着いたようです。そんなこともあり、今年の夏も要注意リスト入りのハラハラ、ドキドキのサボちゃんです。

【追記】2017/04/16 1つ目が咲き始めました♪

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