まほろば : チャオの多肉ブログ

珍奇な植物&とび森が好き♡ ciao_acoでInstagramもやっています。

MENU

【若狭屋の鋏】国産のお洒落な園芸バサミ

先日、結婚祝いのお返しにカタログが届きました。何を注文しようかとページをめくっていると、なんとも素敵なハサミが目に飛び込んできました!それは若狭屋さんというお店の園芸用ハサミ。ちょうど使っていた園芸ハサミの刃が欠けてきていたので、新しいのが欲しいなと思っていたところ。ということで、さっそくこのハサミを注文することに。今までは1本であれこれ応用していましたが、カタログでは3本セット。素人園芸で果たしてこの3本を使いこなせるのかビミョーですが、あれば便利に使えそうな刃形のハサミです。

この若狭屋さん、ホームページによると江戸末期に金物の町"三条"で創業された歴史のあるお店のようです。老舗なんですね!刃は鍛造という日本古来の刃物製法で作られていて、強靭な強度を保ち、摩耗しにくく、そして鋭い切れ味で耐久性があるそうです。この"鍛造"というのは鉄の組織をゼロから作り出すことのようです。素人にはよくわかりませんが、この製法によって硬く丈夫な刃になるんでしょうね。刃は植物の切断面をシャープにカットしてくれて、まるでナイフでカットしたような切り口になるようです。切れ味が良さそうなので使うのが楽しみです。

【SHU】シリーズ

そんなこんなで、届いたのがこちらの3本セット。箱からしてお洒落♪

f:id:ciao_aco:20170121210135j:image

そして蓋を外してみると、刃の部分に皮のカバーまで付いてるではありませんか!なんだか高級感があります!

f:id:ciao_aco:20170121204732j:image

刃のカバーを取ってみると、鏡のようにキレイな刃がキラキラーン☆こんなにピカピカだと使うのがもったいなく感じてしまいます(汗)でも使わないと宝の持ち腐れになので、ビシバシと使わなきゃね。

f:id:ciao_aco:20170121210815j:image

こちら3種類の商品名などは以下です。

フラワークリッパー(F200)

f:id:ciao_aco:20170121204008j:image
フラワークリッパーは、枝の太さ10mm程度まで対応。刃先が針のようにとがっているので、花や植物の繊細部分まで届いて、細やかな作業が可能とのこと。
うちでは多肉植物&サボテンをメインで育てているので、どちらかといえば、花茎を切ったり、弱っている茎を切ったりが多いので、この刃先のとがったタイプが一番よく使えそうです。

EXプルーナー(EX190)

f:id:ciao_aco:20170121204024j:image
EXプルーナーは、枝の太さ15mm程度まで対応とのこと。枝&茎の剪定専用タイプ。
刃の幅もこの3本の中で一番広いので、花木の枝の整理をする際に役立ちそうです。今まで使っていたものは小型のハサミだったので、緑色の太い枝にはなんとか使えましたが、茶色い枝となると一苦労。これがあると剪定作業もはかどりそうです。

ミニミニプルーナー(M140)

f:id:ciao_aco:20170121204038j:image
ミニミニプルーナーは、枝の太さ8mm程度までが目安だそうです。枝&茎の剪定専用タイプ。
うちで使うとすれば、小型の花木の剪定に向いているかもしれません。あと、露地植えしている多肉植物がジャンボ化してきているので、木質化してきた茎の整理などにも使いやすそうです。

柔らかい本革のハンドル

写真を見て頂くとわかるように、このSHUのハサミの持ち手の部分には、鉄の上に本革が巻かれています。この本革を巻くことで、手の冷え、衝撃緩和、すべり止の3つの効果を発揮するとのこと。
確かに、硬いものを切る時に力を入れても鉄が直接当たらないので手は楽そうです。そして冬場は本革が巻いてあるので鉄の冷たさが伝わりにくそう。濡れた手で触ったりしてもすべりにくそうです。この皮を巻いてあるだけで、色んな部分でメリットがあるもんなんですね。しかもお洒落にも見えて一石二鳥♪

用途

SHUのハサミはどのタイプも基本的に、ガーデニング、剪定、フラワーアレンジ、生花など、オールマイティに使えるようです。そういうのが一番使いやすいですよね。

お手入れ方法

ハサミを切れ味よく、そして長く使うにはお手入れも大事ですよね。同封されていた紙にお手入れ方法が書いてあったのでまとめておきます。

  1. 使用後は刃の汚れをふき取り、その後に油をしみこませた布で拭く
  2. カシメの部分に2~3滴油を垂らし、数回ハサミを開閉させる
  3. 湿気のない場所で保管

お仕事で使われている方なら、普段からきちんとお手入れされてるんでしょうね。私の場合、使った後は布で刃の汚れを拭う程度。サビや切れ味のためのお手入れ以外にも、使った後のハサミは清潔にしておかないと病気の原因にもなるので、これを機にお手入れもしっかりできるようになりたいな♪