毎日30℃超えの暑い日が続きますね。
数日前のお天気コーナーでは、この夏は猛暑&ゲリラ豪雨の多い夏になるだろうとのことでした。暑いのが大の苦手な人間にとっては『猛暑』という言葉を聞くだけで体が溶けそうな気分です(汗)
溶けそうと言えば。。。
数日前、久々に根元が溶けてきてるガガイモを発見!毎年必ず溶ける子で、切っては挿しての繰り返しが続いてます。いったい何年やってることやら…。少し前までは調子が良かったのに、今年もやはり切ることになりそうだなぁ。トホホ…
ガガイモって、種類によって難易度の差が大きいですね。
いまだにうまく育てられないガガイモ達ですが、今回は育てているガガイモの中から、少し珍しいお芋たちを紹介したいと思います。
- トリコカウロン属 アンヌラツム (trichocaulon annulatum)
- エキドノプシス属 ケレイフォルミス v ブルンネア (Echidnopsis cereiformis v brunnea)
- タバレシア属 グランディフローラ[麗鐘閣] (Tavaresia grandiflora)
- シナンクム属 マルニエリアヌム (Cynanchum marnierianum)
- エディスコレア属 グランディス(Edithcolea grandis)
トリコカウロン属 アンヌラツム (trichocaulon annulatum)
こちらは、トリコカウロン属のアンヌラツム。トリコカウロン属と聞くと、個人的には数年前から育てている仏頭玉をイメージしてしまいます。
この仏頭玉、今はラリレアキア属に編入されていますが、もとを辿ればアンヌラツムと同じトリコカウロン属だったんです。でも、仏頭玉とアンヌラツムはまったく似てないんですよねー。
旧トリコカウロン属の仏頭玉は少し凹凸のある妖怪百目のような姿だけど、アンヌラツムはトゲトゲで、見た目はホーディアのよう。
ネットでこのアンヌラツムを調べていると、やたらとホーディアが引っ掛かるので、何でかな?と思っていたら、以前はトリコカウロン属のなかにホーディア属が含まれていたようです。なるほど!どうりで見た目も似てる訳ですねー。納得♪
なんだか時代の流れとともに属も変わったりするので、頭の中がこんがらがります…。
このアンヌラツム、花は咲いたことないんですが、濃い紫色(パッと見は黒色かな?)の星型の小花を咲かせるようです。今は新しい仔がポッコリと出てきていてますが、早く花を見たいものです♪
エキドノプシス属 ケレイフォルミス v ブルンネア (Echidnopsis cereiformis v brunnea)
一見するとフェルニア属かな?と思ってしまうけど、こちらはエキドノプシス属のガガイモ。あまり聞きなれない種類ですよね。
4~7稜のフェルニア属とは異なり、エキドノプシス属の稜は8~10稜ほどあります。育て方を調べてもあまり詳しく載っていないので、この時期は無難に半日陰で育てています。
こちらも花はまだ咲いたことないけど、ケレイフォルミスとブルンネアの交配なので、ケレイフォルミス似だと花は黄色系、ブルンネア似だと濃い紫色のような花になりそうです。どちらの血を強く引くのかなー。わくわく♪
タバレシア属 グランディフローラ[麗鐘閣] (Tavaresia grandiflora)
こちらはダバレシア属のグランディフローラ。和名の麗鐘閣のほうが馴染みがありますね。
釣り鐘のような花を咲かせるガガイモです。この時期、新しい仔が根元からグングンと伸びてきてます。
調子が悪くて2つカットしてたんですが、ひとつは茶色くなったので先日引っこ抜きました。一番左にもう1つ茶色くなったのが残ってるので、それもボチボチ引っこ抜けそうかな。
ちなみに、これも花が咲いたことないんです。釣り鐘型の花、見てみたーい!
シナンクム属 マルニエリアヌム (Cynanchum marnierianum)
このマルニエリアヌムは、この春にやって来たばかりの新参者。10cm程のチビっ子ですが、見るたびに先っちょが成長しています。ひたすら長く伸びるみたいですが、枝分かれもなく1本の状態なので、少し寂しい感じ。根元があたりから新しいのが出てきたらいいんだけど、どんな風に伸びていくのか謎だらけ。これからの観察が楽しみなガガイモです☆
エディスコレア属 グランディス(Edithcolea grandis)
エディスコレア グランディスは何年育てているのやら。これも毎年必ず枯れ込むガガイモで、切っては挿しての繰り返しが続いています。夏は一番調子が良くてよく増えるんですが、冬を越して春先でたいてい枯れ込みます…。水遣り後に調子を崩しやすい感じします。春からの水遣りが早すぎるのかな?もっと暖かくなってから与えたほうがいいのかもしれませんね。そんなこんなですが、なんとか生き残り組がいるので今に至ってます。
このエディスコレア グランディスは、とにかく大きくて緻密な模様の花を咲かせるんです!まるでペルシャ絨毯のような模様なので、別名ペルシャンカーペットフラワーとも呼ばれているんですよ。一度でいいから生で見てみたいなー。でも、まだまだ遠い道のりです。
そんなこんなで、今日紹介したガガイモはどれも咲いたことのないものばかり。うちで育てているので咲いたことのあるガガイモって1割程度かも!?年中、茎ばかり眺めてるなー。ハハッ…
その茎を成長させるだけでも大変なのもあれば、勝手に増えてくれるのもあったり。まだまだ日々奮闘中のガガイモライフです☆