先日は3ヶ月振りにプセウドリトス属のクビフォルミスが花を咲かせましたが、時を同じくして、その横に鎮座している、同じくプセウドリトス属のハラルドヘラヌスからも小さな蕾の塊が出てきているのを発見♪ 暑くなり活動開始です!
ようやく蕾を出したお饅頭
2017/07/06
今回蕾を出してくれたハラルドヘラヌス (Pseudolithos Harardheranus)は、育て始めて2年半ほどになりますが、実は初めての蕾なんです。
他の場所からも小さなポッチが出てきてるけど、それも蕾かな?まだ判別不能です。
なにわともあれ、この日が来るまで長かったーーー。
うちに来た頃は、直径が2センチちょっとの小さなお饅頭でしたが、今ではその3倍ほどの大きさになり、何気にかっぷくも出てきました。どすこいっ♪
プセウドリトス属の中では、あまり流通していない種類のせいか、ちびっ子とはいえ当時でも数千円はしていました。たまに今の大きさと同じくらいの物が販売されているのを目にすると、2万円超えだったりしていて、ビ、ビ、ビックリ〜!さすがに手が出ませぬ…(汗)
ということで、庶民にとってはちびっ子から育てるのが一番ですね〜♪
このハラルドヘラヌスですが、上から見るとクビフォルミスと似ていて四角形なんですよー。
今は日焼けして少しグレー味が強くなってますが、日焼けしていない時は、てっぺん部分のような綺麗な緑色をしています。
それにしても、あと何日くらいで花が咲くのかなー。
ネットで下調べした感じでは、小さめの地味な花が咲くようだけど、花が咲いたら違う品種だったなんてことないように願うばかり。
実は、過去に念願のクビフォルミスをお迎えできたと思っていたら、花が咲いたらミグイルティヌスだったという過去が。。。
なので、花を見るまでは気が抜けない!
育て方
最後に、うちでの育て方についてまとめておきますね。住んでる場所や環境によって育て方も変わるとは思いますが、同じプセウドリトス属を育てている方の参考になれば幸いです♪ ちなみにコチラは大阪市内です。
置き場
春〜秋は、風通しの良い、ベランダ(南向き)の日当たりの良い場所に置いています。ちょうど遮光ネットのない場所なので、ほぼ直射日光下。
猛暑時は日焼けでかなり茶色く日焼けしますが、今のところ溶けもなく夏越ししていますよー。
冬は、室内またはベランダの簡易温室で冬越しさせています。
水遣り
春〜秋は、だいたい3週間〜1ヶ月に一度くらい。溶けが怖いので、とうしても間隔が空いてしまいますね…(汗)
猛暑時は、しばらく曇り空が続きそうなのを見計らってから、夕方にたっぷりと与えています。
それ以外は霧吹きを活用していて、週に1〜2回ほど表面をしっとり湿らせています。風通しが良いので、10分もしないうちにすぐに乾いています。
ちなみに、この霧吹きは、ハダニやカイガラムシなどの予防も兼ねています。虫が付いてからだと対処に何かと大変だもんね。
あと、あまりにも高温が続きそうな時は、水遣りを控え、しばらくは霧吹きだけにしています。
肥料
元肥として、だいぶ前に紹介した『バッチリ50』 を用土に混ぜ込んでいますが、今年はほとんど植え替えをしていないので、追肥として緩効性肥料を土の上にパラパラと撒いておきました。
液肥は思い出した頃に与える程度なので、シーズン中でも数回程度かな?
防虫
忘れた頃にやって来るのがネジラミ!
この春先にも、簡易温室に入れていた鉢の1つがやられてしまいました…。なんとなく元気がなかったので、鉢から引っこ抜いてみると、白いものが根っこにベッタリ!簡易温室の中は通気が悪いので、注意はしてたんですけどね。ハァ…
慌てて根っこを綺麗にして防虫剤を散布したものの、復活には至りませんでした。この数年、しばらくネジラミが出現していなかっただけに、油断していた頃のネジラミ被害でした。
ということで、春からは植え替えしていないガガイモ達の土に細粒の防虫剤をパラパラと撒き、2ヶ月に一度ほどの間隔でスプレーの薬剤を散布しています。
一度散布した後は、残っていた卵が孵化する可能性を考えて、さらに1週間に再び散布。これを1セットで実行中。
他の多肉植物やサボテンはそこそこ害虫に強いけど、ガガイモ達は少しばかり手がかかりますねー。とはいえ、ネジラミにやられた後に凹むよりは、手間がかかってもやっておくほうが、蝕まれたときの精神的ダメージに襲われることもなく健やかに過ごせそうです♪ 転ばぬ先の杖ですね。