11月に入り朝晩が一気に冷え込んできましたね。
最低気温も1桁の日もチラホラと出てきたので、例年より少し早いですがベランダの多肉のスチールラックにビニールシートを掛けました。早めにやっておくと、急な寒さに焦ることもなく、気持ちも楽ですよね。
ベランダはメインの大きなスチールラックにだけビニールを掛けていますが、その他の小さなラックは毎年むき出し状態での越冬。
寒さにやや強い多肉たちにはスパルタで頑張ってもらい、棚に入らない背の高い多肉植物は、ぷちぷちを巻いての冬越しとなります。
スチール棚をビニールハウスにDIY
今回はビニールを貼る準備がてら、自宅で使っているオススメの資材やらも紹介したいと思います。
市販のビニールラックはそこそこの値段だし、うちでは量的にも納まりきらないので自分で作ることにしています。自作だとコストもあまりかからないし、自分のイメージどおりに作れるのも良いですよね。
まずはラックに貼るシートを準備
スチールラックの周りに貼るビニールシートですが、薄いものだと冷気を通してしまうので、風よけ程度の効果ですよね。
昼間に暖かくなったハウス内の空気を少しでもキープしたいし、夜間の冷気を少しでも入り込みにくくしたいこともあり、うちでは窓用の貼り付ける断熱シートを使っています。使用しているのは二トムズの「窓ガラス断熱シートクリア水貼り」(品番:E1540)で、お値段はホームセンターで1本が1千円前後。
価格:843円 |
シートは幅90cm×長さ180cmですが、うちのスチールラックの幅が90cmなのでちょうど使いやすいサイズです。裏面&側面にもシートを貼るので2つ購入して使用しています。
このシートは二重構造になっていて、2mmの空気の空間層があります。なので外気の冷たい空気も通しにくいんです!ぷちぷちの緩衝材を丈夫なシートにしたような感じかも。
この二重構造で、熱の移動を防ぎ、貼るだけで暖房効率をアップさせてくれるそうです!
そんなこともあり、多肉植物のビニールシートにも良さそうなのでこれに決めました。こちらがシートの写真です。
水貼りシートなので、水に濡れたらベタベタするのかな?と最初は思いましたが、濡れてもまったくベタベタしません。
色は半透明なので少し暗くなるかと心配しましたが、こちらも光の透過率が高いので明るいです!光もよく入り冷気も遮ってくれるので、うちでは冬の防寒シートとして大活躍しています。
オススメのテープ
このシートをスチールラックに貼り付ける際には、積水化学工業の「貼ってはがせる半透明テープ 50mm×25m」(N73CST4)を使っています。
使ったあとで残り少なくなってますが、こんなテープです。
その名の通り、剥がす時もベタベタせずにキレイに簡単に剥がせてます!
このビニールハウスを作る以外にも、色々と使う用途があるので、活躍の場の多いテープです。
お値段は1個450円。色はシートと同じ半透明なので仕上がりも自然です。
積水化学工業[N73CST4] 貼ってはがせる半透明テープ【本体色-半透明】【1巻】 価格:295円 |
なんちゃって簡易温室が完成
ジャジャーン!
こちらができあがりの写真。スチールラックの前面は上にめくれるようにしているので、天候にあわせて開閉も自在です!
まだセットしていませんが、前面のシートの両端はマグネットクリップを留めるのでスチールラックにピタッとくっ付いてくれます。なので風でめくれる心配もありません。
風を通したい時には、写真のように百均のカゴを中に引っ掛けて、隙間を作っています。この隙間から風が通るので、まだ日中が暖かいこの時期には便利です。
リサイクルして使えるエコ仕様
このビニールハウスですが、毎年シートを繰り返し使えるので便利です。うちは今年で3年目の使用です。シートもしっかりしているので長持ちしますよ。
そんなこともあり、毎年買い足すものといえばシートを貼るテープだけ。
あと、シートを収納する際は洗ったあとよく乾かして、そのあとはクルクル巻いておくだけ。収納場所をとらないのもありがたいですね。
多肉植物を育てている方にとっては、きっと夏の猛暑以外に冬越しも悩ましいところですよね。
うちは大阪市内で、暖地ということもあり屋外でも冬越しのできるものは多いですが、雪国の方はさらに冬越し対策の苦労が多いことでしょう。
今回は前編ということで、ビニールハウスを作るところまでを紹介させて頂きました。
後編はその中にヒーターを設置する作業を紹介させて頂きたいと思います。今年の初旬から使いはじめたばかりなので、初心者目線になるかと思いますが参考になればと思います。