- 生まれて初めての野外フェス!
- 豪華アーティストが目白押し!
- 【1日目】雨風の中での過酷なライブ
- とにかくビショ濡れの泥まみれ!
- 【2日目】ライブは中止だったけど一生忘れられない奇跡の日になった!
- 富士急ハイランドで夢のような出来事
生まれて初めての野外フェス!
今年も夏恒例の野外フェスがあちこちで開催されていますね。最近はめっきり足を運ぶことも減り、たまに自宅から近いサマーソニック大阪に行ってみるくらい。でも生でバンドの演奏や歌声を聴くと毎年行きたくなりますねー。
私の初めての野外フェスデビューは第1回フジロックフェスティバルでした。場所は山梨県富士天神山スキー場で1997年7月26日&28日の2日間。翌年からは開催が苗場スキー場に変わったので、この場所ではこの1回きりという、ある意味レアなフェスでした。とはいえ交通費なんかを入れると当時でもなかなかの出費。でも行った甲斐はありましたよ!
フジロックには海外旅行で意気投合した名古屋の女の子と行きました。趣味などが似ていて、帰国してからも大阪まで遊びに来てくれて一緒にライブに行ったり、こちらから名古屋に遊びに行ったりと、趣味を通じてたくさん交流させて頂きました。今ではもう会うこともなくなりましたが、その友人も洋楽が好きだったので、そんなこんなで一緒にフジロックに行くことになった次第。新しい友人との出会いがあってこそ実現したフジロック体験でもあります。
私は大阪から行くので、とりあえず前日から近鉄電車で名古屋まで行き友人宅で1泊したあと、そこから車で天神山スキー場への長いドライブ。その友人の同僚の男の子も一緒に参加だったので、運転はおまかせの楽チンなドライブでした。もうこの年になると、さすがにそこまで遠方に足を運ぶ体力もないですね。それ以前にその気力がないかも。若いってすごいなー。
とはいえ、こんなにたくさんの海外のアーティストが集まり、しかも2日間もあるライブは当時では珍しかったので、洋楽が好きな人たちにとっては、まさに目からウロコ的なライブだったことでしょう!
豪華アーティストが目白押し!
ラインナップですが、邦楽のアーティストでは個人的にTHE YELLIW MONKEYが好きだったので、ここは見逃したくないところ。
海外アーティストでは、1日目にはフー・ファイターズ、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、2日目にはグリーン・デイ、ベック、プロディジー、マッシヴ・アタックなどの有名どころが名前を連ねてましたよ。
その他にも今でも活躍されてるアーティストがたくさん参加されていました。ただ、1日目は台風が接近していたので雨風のなかでのライブとなってしまいました。。。
【1日目】雨風の中での過酷なライブ
1日目は天気がすぐれないままライブは続いていましたが、とりあえず小雨が降っていたので持参していたレインコートを早々に着用。観客の熱気と小雨の加減のせいか、会場は霧に包まれたようになっていました。そして大トリのレッド・ホット・チリ・ペッパーズの頃には雨風もかなりの強さに達していましたよー。
とにかくビショ濡れの泥まみれ!
とにかくレッチリの頃には会場のみんなもビショ濡れ状態。メンバーも横殴りの雨のなかで楽器を演奏しながら歌ったりだったのでかなりキツかったと思います。私の記憶が正しければ、アンソニーが暴風雨の中で歌ってる最中『とっても疲れた…』と2回ほど言ってた記憶があります。バンドにとってもかなり過酷なライブだったんでしょうね。
私も雨具を着ていたもののびしょ濡れ状態で、足元は泥がぬかるんでいてズボンやスニーカーは泥まみれ。膝下あたりまではほとんど泥で茶色になってました。緩やかな坂のある原っぱだったので、雨とぬかるみで何度も滑りそうに。色んな意味で過酷でした。
結局ステージが暴風雨で少し壊れたこともあり、大トリのレッチリのライブの途中で残念ながらの中断。そんなこんなで1日目のライブは怒涛のごとく終わりを迎えました。
【2日目】ライブは中止だったけど一生忘れられない奇跡の日になった!
2日目は現地に到着すると予想通りの中止。というのも、前日の暴風雨の影響で会場が泥でぬかるんだりと危険だったんです。まぁ、仕方がないですよね。とはいえ、個人的に楽しみにしていたグリーン・デイ、ベックなどのライブが見れなかったのが残念。そんなこんなで気を取り直し、せっかくなので富士急ハイランドに遊びに行くことに。
富士急ハイランドで夢のような出来事
まずはお目当てのFUJIYAMAに乗るべく長蛇の列に並ぼうと思ったらなにやら人だかりが。近くに行ってみるとプロディジー のメンバー達がフジヤマに並んでいました!わぉー!SONYのハンディカムを持参してて良かったー。とはいえ、この当時のハンディカムの画素数は68万画素(当時では高画質)。今では考えられない画素数ですね。その動画からのスクリーンショットなので少し画質が悪いのが残念ですが、そこはスルーしてくださいませ。
それにしても、生マキシム(左)はかなりの男前♪ ファンサービスをしながら始終笑顔で素敵な方たちでした。
メンバーの1人は並びながらハンディカムで周りを撮影してたんですが、私がハンディカムを向けるとこんな感じで気さくにピースしてくれました。
ヴォーカルのキースがいないのであたりを見回していると、少し離れたところにいらっしゃいましたー。ヴォーカルともなるとさすがに人だかりの人数が違います!おしくらまんじゅう状態やん…。それでも余裕の笑顔!こんな状態に慣れてるんでしょうね。
この時はビデオで撮影しただけでしたが、FUJIYAMAに乗ったあとに出口をでたらキースがまだいたので、ちゃっかり握手&ハグをGETS!プロモーションビデオでは逆モヒカンの髪型をしてパフォーマンスも怖い雰囲気がありましたが、そのギャップのせいか笑顔がとてもキュートに感じましたよ♪
そのあと、富士急ハイランド内をぶらぶらと歩いていたら、今度は前方にまたまた人だかりを発見!行ってみるとベックとフー・ファイターズのデイブがいるではありませんか!撮影用の写真を撮っているようで、たくさんのファンの人達と記念写真みたいな感じで写真を撮ってました。
デイブ楽しそうー♪ この写真は後日、音楽雑誌に掲載されていましたよー。見かけたついでにその雑誌を買ったけど、あれれ?どこにいったのかなぁ…あの雑誌。
そのあと、先ほどとは少し離れた場所でベック&デイブのツーショットの撮影会が始まりました。
ベックは常に独特のポージング。デイブはニコニコしてましたが、いざシャッターを切るときにはクールなキメ顔に変身。さすがはプロ!
この撮影のあと、ベックとデイブは握手をしてお別れしてました。なんだか贅沢なツーショットですねー。
私たち女性陣2人は、この後にちゃっかりとベックと握手しましたよん♪ 英語が苦手で会話できなかったのが残念だったなぁ。ベックがお目当でフジロックに参加したところもあったので、テンション上がりました。まさかこんなに近くで見れるなんてホントに夢のようでした。
興奮おさまらぬまま少し移動するとあれまぁ。先ほどいらっしゃったフー・ファイターズのデイブが食堂の自販機で食券を買うところに出くわしました。
"海外アーティスト&券売機のツーショット"がなんだか微妙…(笑)車を運転してくれた男の子はFoo Fightersの大ファンだったのでテンションMax!彼は帰国子女で英語もそこそこ堪能なので、さっそくデイブ様のもとに向かい英語でなにやら楽しそうに話してました。デイブ様もフレンドリーな雰囲気で楽しそうでしたよ。
そんなこんなで、フジロック2日目は公演中止でとっても残念でしたが、そのお陰で得られた大きなサプライズとなりました。そういえば、先月開催されたフジロックは20周年だったんですね。あの夢のような1日から20年も経つとは早いもんです。そのぶん、私も年を重ねたわけですね。