２週間ほど前になりますが、ホームセンターで久しぶりにバラをお迎えしました。バラを購入するのは10年振りくらいかな？ミニバラなのでコンパクトで育てやすそうです。バラの魅力は花の形や色だけでなく、甘かったり爽やかだったりといたった香りも魅力のひとつですよね。
今回お迎えしたバラは、ポーセンローズの『ジジ』という、花びらに紅白の色が混ざり合った品種。バラは病害虫に弱いイメージがあるのであまり買わないようにしていましたが、このジジ、妙に心惹かれてお迎え。よくよく考えてみると、今まで育てていたバラは花びらが単色のものばかり。こういうマーブルカラーは今回が初めてだったので、そこに新鮮さを感じてしまったようです。
マーブル模様のかわいい花
このポーセンローズは、デンマークで約130年の歴史をもつポーセンローズ社で作られたバラで、インドアローズ(部屋やベランダで楽しめるバラ)では世界の半分をゆうに超えるシェアを誇るそうです。ちなみに屋外やベランダで楽しむバラはアウトドアローズというそう。このポールセンローズを生産できるのは、ライセンス認定を受けた生産者さんだけで、１つの国につき１つの団体だけだそうです。そして日本では岐阜の『ブロメリア・ギフ』さんだけ。誰でも生産できるわけではないんですね。ブロメリア・ギフさんは多肉植物も販売されているので名前はよく知っていましたが、バラも手がけてらっしゃったんですね。
今回お迎えした『ジジ』は、このポーセンローズのなかでも、先ほども出てきたインドアローズのグループに入ります。インドアローズのなかでも『パレード』『パティオヒット』『パレス』などの品種がありますが、さらにその中の『パレード』シリーズに含まれます。
このジジの花はマーブル模様でとても可愛いんです♡個人的にはバラは花びらが開ききった姿よりも、これくらいのシベの見えないカップ型が好みかな。
有り難いことに花もちが良いのも特徴のようです。このパレードシリーズで2〜3週間ほど花が咲くそうですよ。冬で気温が低いのもあるかもしれませんが、確かに花のもちが良い感じがします。
育て方
どのバラも管理は基本的に同じだと思いますが、簡単に育て方などをまとめておきますね。
置き場所
鉢に付いていた育て方のタグには、冬の間は室内の明るくて涼しい場所が良いとのこと。そして、最低気温が５℃以上になったら屋外に出し、日光の良く当たる風通しの良い場所で管理すると良いそうです。
このパレードシリーズは光の少ない場所でも花を咲かせやすいので、室内で育てるのも簡単だそうです。うちではどの植物もたいていは屋外で育てるので、このバラも例にもれずこの半月はベランダで育てています。その場合でも、多少の日陰でも問題ないということになりますね。
水遣り
土の表面が乾いてきたら、鉢底から水が流れ出るくらいにたっぷり！どの花鉢もこれは共通ですね。バラは水遣りの際の跳ね返りの泥水などで黒星病になったりすることがあるので、水遣りの際はできるだけ株元に与えるのがいいですよ。
花後の管理方法
四季咲き性なので、花後に剪定をすると繰り返し花を咲かせます。バラは新しく伸ばした枝に花を咲かせるので、花が咲き終わった枝は切り戻したほうが確実に花つき良くなります。葉が茂っていると切るのに勇気がいりますが、思い切って切っちゃいましょう！うちではミニバラは花が咲き終わったら、株元から約10cmほどのところで切り戻してます。そこそこ切り詰めてもしっかりと葉を出してくれるので、心配しなくても大丈夫ですよ♪
病害虫
ジジは『うどんこ病』が発生しやすいようです。過去に育てていたバラで同じくうどん粉病に弱い品種がありましたが、早めに予防していても毎年発生させてしまった悪夢が蘇ります(汗)一番苦手なバラの病気…。
このうどんこ病、一般的には4～11月(8月以外が多い)が多いようなので、とりあえずガガイモ達のネジラミ対策に活用している『ベニカXファインスプレー』を早め散布しておくとします。うどんこ病にも効果があるみたいなのでちょうど良かったです。
とりあえず、花が咲き終わったら植え替えをしなきゃ。購入時のポットが小さいので水切れが早く、一週間経つと葉がシワシワ。多肉植物を中心に育てているとこの時期の水遣りは月に１回だったりするので、普通の花鉢の水遣りをつい忘れがちになります(汗)トホホ…
