ここのところ、ベランダでコソコソとサボテン達の植え替え作業をしています。お迎えしてからまったく植え替えを行なっていないサボテンがちょこちょことあるので、そちらをメインに植え替え中。見た目は元気そうだけど、なんだか成長がイマイチなサボテンがいたので引っこ抜いてみると、ガガーン！根がスズメの涙ほどのチョロリンでした。しかも根腐れの一歩手前な感じ。やはり抜いてみないとわからないもんですね。さっそく新しい土に植え替えたので、これから冬までの間にしっかりと根を張って欲しいところです。植え替えの時でないと気づかないことも多いので、多肉＆サボテン達の定期検診だと思ってやるといいですね。そして、今回はこの見た目がとってもかわいいマミラリア属 (Mammillaria)のサボテン達も一緒に植え替えしました♪
雅卵玉 (Magallanii)
この雅卵玉はてっぺんのトゲがオレンジ色で、ほんのりとチークを塗ったようなかわいいサボテンです。なんだか可愛すぎて頬ずりしたくなりますが、短いトゲのわりに結構チクタクきます！見た目はフェルトみたいに柔らかそうなのにね。この雅卵玉は今年の夏にお迎えしたばかりなので、まだ花を見たことがありませんが、育てている他のマミラリアと同様に小さな花をてっぺんぐるりに咲かせるタイプのようです。そして花の色はベージュ色のようです。サボテンも花もベージュ系だなんて、なんだかシックなサボテンさんだなぁ。花はなくても色づいたサボテンを見ているだけでも十分に楽しめますよ。
白花月宮殿 (Schumanni)
こちらの月宮殿は、以前はマミロプシス属に属していましたが、今はマミラリア属に統合されているようです。マミロプシス属に分類されていた頃は、この1種類だけの一属一種だったそうです。見た目はマミラリアとほぼ変わらないようだけど、じつは花がマミラリアと少し違うんです！マミラリアはいくつか育てていますが、この月宮殿の花を初めて写真で見た時は思わず目が釘付けになりました。その時に写真で見た月宮殿は、ふわふわの白いサボテンにいくつも赤い花を咲かせてました。この紅白の対比がとても綺麗だったんです！そして一輪の花が大きめなのも特徴かも。それ以来ずっと探していましたが、ようやくこの夏にお迎えできた次第。月宮殿は赤花が一般的のようですが、私がお迎えしたのは白花タイプ。できれば赤花が良かったけど贅沢は言えません。
この月宮殿のトゲは鈎棘なので、とにかく触れると引っかかります…。植え替えの時もゴム手袋に引っかかるわ、指にも引っかかるわで大変でした。でもこのトゲって、よく見ると半透明でとても綺麗なトゲなんですよ。お日様が当たるとキラキラ！真っ白でまん丸としたサボテンの姿はまるで満月のようです。
そんなこんなで、ようやくこの夏にお迎えした小さなサボテン達の植え替えも終了。これからたっぷりとお日様を浴びて頂き、来年にはたくさんの花を咲かせて欲しいところです。
今日咲いてたガガイモの花
最後に、3週間ぶりに咲いたガガイモ科スタペリア属"王犀角"の花を記録用に載せておきますね。昨日(9/27)から咲いてたようですが本当に大きな花！そしてニオイもなかなか…(苦笑) 色んな意味でビッグな存在です。
