まほろば : チャオの多肉ブログ

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ヒョウ柄模様 サンダーソニーの花【セロペギア】

セロペギア属 サンダーソニー

毎年6月に入ると花を咲かせはじめるセロペギア属サンダーソニー(Ceropegia sandersonii)が、今年も規則正しく花を咲かせはじめました。よく見てみると、そろそろ咲きそうな星形の蕾もいくつかついていましたよ。

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このサンダーソニーもわたしのハマっているガガイモ科の植物です。花もガガイモらしい、フリフリのフリンジ付きです。ガガイモ科のなかにも色々ありますが、これはセロペギア属の仲間。セロペギア属では、このサンダーソニーのほかにもうひとつ薄曇という種類を育てています。

ツルが伸びるのが早い!

このサンダーソニーはツル性で、朝顔のようにツルを伸ばしていきます。伸び方も旺盛ですね。毎日ぐんぐんとツルを伸びていきます。あまりに生育旺盛なので、朝顔で使うような円形の支柱で育ててます。でも、ここ数年は植え替えもしたことがなく、伸びたツルの切り戻しもしたことがないので、支柱の上部はぐるぐる ぐるぐる…と目がまわりそうな状態です。根元から切り戻したら良いのかもしれませんが、どこまで巻き続けるのか見届けたい気もします。

早めにツルを誘引

あまりにツルの伸びが早いから、数日の間でも目を離すととんでもないところに絡まったりしますよ。うちは狭いベランダでの栽培なので、とくに絡まり率が高いかも。昨年は、気づいたら遮光ネットの網目に絡まってました。この時はさすがにほどくのが大変でしたよ。ツルの先を傷つけないように、ツルを折らないように、と慎重な作業だったので緊張しました。それからは、マメにツルの伸び方をチェックして、早めに支柱に巻くように手動で誘引しています。

初めての屋外での冬越し

このサンダーソニーですが、冬は毎年室内に移動して育てていました。でも、前回の冬は思い切って屋外での冬越しにチャレンジしましたよ。それでも、いきなりの屋外にさらすのは怖いので、一応ぷちぷちを軽く巻いて軒下に置いておきました。なんとか無事に冬は越せましたが、室内に置いていた頃に比べると、寒さで葉が少し茶色になってしまいました。もともと温暖な気候で育つ植物なので、もしかして枯れてしまったのかな?と思ったけど、春から日当たりのよい場所に移動し、様子を見てたらまたツルを伸ばし始めました。どうやらご無事だったようです。それどころか、今年は今までよりも色んな箇所から新芽を出してきてます。結果オーライという感じですね。

写真はありせんが、もう一つ育ててるセロペギアの薄曇ですが、こちらも同じく屋外で一緒に冬越しさせました。同じくぷちぷちの衣装を着せて。薄曇はサンダーソニーとは違いツル性ではありません。ただひたすら長い枝をだら~んと下に伸ばす感じです。伸びたままの姿だと結構な長さになり邪魔なので、うちではサンダーソニーと同じように円形の支柱にむりやり絡ませてます。こちらは冬の間に枝の先端が少し痛んでしまったので、春に枯れた箇所をカットしました。今日久しぶりに見てみると、枝の根元近くから真下に向かって10cmほどの新しい枝がビョーンと1本伸びてました。これは初めてのパターンです。いつもは前年の枝の先端あたりから、また次の枝を伸ばしていたんです。今年は春に枝の先端を切ってしまったから、違う場所から脇芽として出てきたのかな?そんなこんなで、今年初めて屋外で冬越しさせたセロペギア達ですが、結果的に調子が良かった感じです。たまには冒険して育ててみることも必要ですね。